決断。
決断するのにはそんなに時間がかからなかった。
悩まなかったわけではないが、
昔から悩むより行動する私は、
自分の中での答えはもう決まっていたんだと思う。
だけど、やはりここで生活している事を急に辞める事など出来なかった。
(結果的には全て放り出しましたが。)
当時、私はCLUBへ頻繁に出入りをしていて、バイトが終わり次第毎日CLUBへは呼ばれては行き、時々DJしたり楽しく過ごしていた。
読者モデルなんかも初めていて、10月にあるファッションショーにも出演予定だった。
それなりに、毎日楽しかった。
でも、心の中はグチャグチャだった。
遡ること数ヶ月前…
私は中絶した。とても辛かった。
バイトで知り合った人と、俳優の人、
同時期に2人と関係を持っていた。
私は有意義になっていた。
ただの体目的なのに好かれていると勘違いしていた、よくいる痛い女だった。
CLUBも楽しいけど、気を使うことも多く
全てに疲れていた。
とにかく離れたかった何処か遠くへ行きたかった。
そんな時に、あの話が舞い込んで来た。
チャンスだと本気で思った。
親友に相談した。
最初は猛反対された。
だけど、決めるのは私…
親友は背中を押してくれた。
…ここを出よう。
決断したのは出発2週間前だった。
お金のための結婚。
1週間ほど経ったある日。
私の姉がFacebookを見ていた。
なんだなんだ?と覗くと、
なんとあの彼とMessageのやり取りをしている。
な、なにがどうなってるんだ???
一体何なの?
話はこんな風に始まった…
米軍では、家賃手当や食費手当諸々お得な手当てがある。
まだまだランクの低い彼はそれを失いたくなかったそうな。
当時、彼は離婚したばかりで8月までに結婚をしないと、その手当てが貰えなくなる、との事。
その為、急遽結婚相手が必要な事。
生活費から全て何も心配要らないから協力して欲しい。
とのこと。
お金のための結婚。
初めて聞いたときは、私のお母さん本当に頭がおかしいんじゃないかと思った。
いや、普通そう思うでしょう。
名前も知らないアメリカ人と異国で結婚。
英語も話せない、誰も知らない。
だれがそんな条件飲みますか?
…そう思いますよね、普通なら。
それで、私が全然乗り気じゃないため、
お母さんは姉に話を持ちかけた模様。
姉はNOと言えない人だから、
そそくさとFacebookに登録し彼とMessageのやり取りをしている。
それを数日見ていた私…
姉はとても困惑していた。
我が家には(当時16歳の)愛犬と80歳越の祖母がいる。
特に姉は、愛犬をとても可愛がっている。
異常なほどに。
その愛犬が同時期に病気で倒れ入院していた。
その愛犬も祖母も放って行けないし、母からの頼みも断れないし、と泣いていた。
私は頭がおかしかったのかもしれない。
私がやろう、とどこかで決心していた。
でも、、、とても大きな決断だ。
何が起こるんだろう、どうなっちゃうんだろう。
頭がごちゃごちゃだった。
出逢い。
2011, 6.5
旦那との出会いは不思議なもので、
3.11東日本大震災で米軍が立てた
Operation TOMODACHIへ参加の為、
彼はハワイから日本へ滞在していた。
とある米軍基地へ滞在していた彼と、
基地の中のホテルフロントで働いていた母、(父と母は離婚して別に家族がいる。)
そこでまず2人は知り合いになる。
当時彼氏もおらず毎日毎日CLUBへ行き飲み歩いていたどうしようもない私25歳。
そんなある朝、いつも通り朝帰りの私に母からのコール。
もうベッドの中でウトウトしていた私は全然乗り気じゃなく、今度今度~とあしらっていたが、
『今日しか紹介するチャンスないから!すっぴんでもいいからマシな格好して!今から迎えに行くから!』
と、、、。
なんだよーもーと嫌々支度しホテルへ。
ソファに座り彼を待つ。
この時はこれからあんなことが起こるなんて想像もつかなかったな。
何故かすこし緊張気味の私。
そこへ、彼登場。
『Hello nice to meet you:)』
…お?なんか爽やかで好印象‼︎
でもちょっとハゲ気味~笑
とか思いながらとりあえず笑顔で握手。
私は英語は全然ダメだったので硬直。
気を使ってなんか話しかけてくれたりしたんだけど、全然理解出来ず
何の話もしないまま写真とって、ハグしてさよなら。
一体なんだったんだこれ…と思いつつ帰宅して就寝。
その後何事もないまま日々は過ぎたある日…
話はとてつもなく急展開して行くのであります。
