フリースクールは現代において、不登校の小学生や中学生が通う受け皿的な存在である。
高校生が不登校となった場合、もしくは不登校の中学生の進学先に通信制高校があるが、ここ最近は、あえて通信制高校に進学する生徒の比率も上がってきている。
スポーツに代表されるように、やることややりたいことが明確な生徒にとって、通信制高校のような自由度の高い学校の方がメリットを感じるのであろう。
また、通信制高校もその特性を活かし、生徒の能力を最大限に引き上げるカリキュラムなどを展開している。
自分の得意分野で充実したカリキュラムが組まれている通信制高校が選ばれるのは、時代の流れとともに主流になるような気がしている。
逆に、通信制高校なのに時代に取り残されるのは、全日制課程の高校のようなスタイルをとってしまうような学校かもしれない。
話が逸れたが、通信制高校が、不登校の受け皿ではなく、選択肢のひとつになってきたように小中学生のフリースクールもひょっとしたら、そのような流れになるのではないかと思われる。
不登校は増加の一途であり、それはもはや人間関係など分かり易い理由ではない。言葉に出来ないようなモヤモヤした違和感から、学校に行くことを拒否してしまう子供たちも増えているのではないだろうか推測する。
そのような思いを持つ子供たちに、フリースクールは各校特色を出しながら、選択肢のひとつになりうると考えている。
インターナショナルスクールもその一つであり、そのような流れが広がり、学校に準じ、義務教育を受ける場が増えることは子供たちや保護者にとっても良いことではないだろうか。