【ご縁】というものは
わからないもので、、
かつて、あれほど仲良しだったのに
疎遠になる場合もあれば、その逆もある。
今日はそんな、縁の糸に手繰り寄せられた
後者のお話。
今年のゴールデンウィークに
友達のあみが
仙台から埼玉の大宮に引っ越してきた。
その知らせを受けたとき、
私は嬉しさに宙に舞い上がった
(むろん、本当に浮いてはいないが)
友達、と書いているけど、
正しくは、岡山に住んでいたときの
RUKAの幼稚園時代のママ友。
さらに、ママ友といっても
当時、同じママ友グループに
属していたわけではない。
数回、子供を交えて自宅を往き来したり
大勢で遊んだことはあったものの
普段は、会えば立ち話をする程度で、
幼稚園外でも常に行動を共にするような
個人的な深い付き合いを
することはなかった。
それはつまり、
子供同士が仲良しではなかったから。
(というと語弊があるな、、)
仲が悪いという意味ではなく、
毎日一緒に遊んでいるような
親しさではなかった、ということ。
そんなふうに
ママ友というのは
学生時代のそれとは異なり、
タイプや性格や価値観に関係なく
子供の友達関係によって形成される。
ようは、
子供の仲良しグループが
そのまま親のグループになるのだ。
しかし、
私は何故か彼女にとても惹かれていた。
いつも朗らかで心の優しい人。
子供同士が密度の濃い仲ならば、
もっと彼女と話ができるのに。。
そう思っていた。
その後、私は
RUKAが卒園する春に栃木に引っ越し、
転勤族の彼女は
娘さんが小学校の高学年のときに
広島に引っ越し
その後、全国のあちこちの街に移動した。
そして、
RUKAが大学1年生の春のある日、
大の仲良しである岡山在住のママ友
いづからメールが来た。
息子が埼玉の大学に入学したから
夏休みにでも東京で会おうよ!
あみも千葉にいるから3人で。
ここは、私も記憶が曖昧で
あみが千葉に居ることは
年賀状で知っていたかもしれないし
いづから聞かされて知ったのかもしれない。
いづとは同じママ友グループだったから
私が引っ越してからも
何回か会っていたけど、
あみに会うのは幼稚園以来。
私の胸は喜びで高鳴った
それから、3人で2回一緒に遊んだ。
あみは、当時のママ友グループの面々とは
今は連絡もとっていないと言っていた。
なんだか不思議だね。
あれから12年も経って
岡山から遠く離れた東京で再会してるなんて。
しかも、この3人で。
と言って笑いあった。
ちなみに、ふたりのことを
「あみ」「いづ」と呼んでいるけど
本当の名前ではない。
実際の名前をちょっともじっている。
幼稚園のときは
苗字か、○○ちゃんママと呼んでいて
苗字じゃよそよそしいし、
今になって、〇〇ちゃんママはないよね~
ってことで、
今更ながらではあるが、
再会したときに
下の名前で呼び合うことにしたのだ。
なぜか、私だけは
呼びやすい名前だから、、ってことで
そのままの名前で呼ばれているけど。
さて、その後、
あみが仙台に引っ越したため、
それっきり、あみには会っていなかった。
前置きが長くなったけど、
(ここまで前置きだったんかいっちゅう話よね
)
そういう経緯があっての
今回のあみからの知らせでした。
6月2日(土)
あみとふたりで会うことになった。
大宮駅で待ち合わせて向かった先は、
川越
蔵造りの街並みに
小江戸気分が味わえる川越は
とても人気の観光地ですよね~。
右下に写っている手を広げたおじさん
思いっきり、私のスマホ目線。
他人のカメラに写り込もうとポーズする人を
はじめて見たぞ
(そらジローのお天気コーナーじゃあるまいし)
全部カットするのも可哀想だから、
ちょっとだけ載せとく。
こんなレトロな大正ロマン香る
洋風な建物もあります。
さて、
川越名物といえば、
さつま芋
芋けんぴだけではありません。
さつま芋のソフトクリームやら
焼きおにぎりなどなどなど・・・
芋づくし
食べ歩き一番にいただいたのが
やはり、いも恋
さつま芋と餡子が二層になって
絶妙なハ~モニ~
ホクホクで美味しかった~~~
こちらのお店、
店舗の奥と2階がお食事処になっていて
ランチはここで頂きました~~
芋おこわが、もちもちで絶品でしたよ
川越のシンボルといえば、、
時の鐘
これです
札幌の時計台同様、、
イメージが想定外だったけど
でも、情緒はたっぷり

昔ながらのお菓子や駄菓子が並ぶ
菓子屋横丁
着物をレンタルして散策してる人も
多く見かけましたよ~
一番長い時間を過ごしたのは
ごま福堂
胡麻好きな私は、
ついついいっぱい買っちゃったわ
最後は休憩を兼ねてこちら、
バニトイベーグル

ベーグル屋さんだけど
カレーパンがとっても美味しそう
注文しようとしたけど、
食べ歩きのしすぎで
はいりそうになかったので
ドリンクだけにしました。
私は、
の
シークワーサーフローズン
今回、気づいたこと。
ふたり揃って、かなりの方向音痴
大通りを挟んで左右に
お店が立ち並んでいるんだけど
あっち渡ったりこっち渡ったりしてたら
お店を出るたびに
右から来たっけ?左から来たっけ?
どっちかわからなくなるありさまで・・っ、
多分、方向音痴でない人は
今この時点で、私の言ってる意味さえ
わからないと思いますが・・・。
それなんで、本来私は、
後ろからついて歩くタイプなんだけど、
ここは意を決っして言いましたさー。
お嬢さん、
あっしについて
来なはれ!!
(生涯、はじめて口にした系統の言葉
)
ほぼ、勘だけを頼りに歩くまるる。
ふたりで写真も撮りましたよ
ご存知の通り、
この写真を撮ってもらう人を
選り好みしてたら
10分くらい経過してたゎ
あの人は怖そうだよねー
この人は指が震えそうだよねー
誰に撮ってもらっても
被写体の美醜は変わらないのにね
大宮駅で別れ際、
あみが目に涙を溜めて
引っ越して来て
今日が一番楽しかった
と言ってくれました。
嬉しかったな
近いうちにまた会う約束をして
別れたあと
ホームで電車を待っていると
後ろの方で私の名前を呼ぶ声がした
これ渡すの忘れてた!と言って、
あみから手渡されたクッキー
(もう食べたので、画像なし
)
思い出してわざわざ、
自分のホームから走って来てくれた。
私なら、あ、ま、いっか
にするだろう。
もーね、
そういう人なんですわ、
あみちゃんって
以上、
懐かしのママ友との再会話でした。


















