先週のことでした。
が働くお店に鳴り響いた1本の電話・・・
「来週の水曜日、11時半に10人で予約したいんですけど。」
31日(水)11時半に10名様ですね、お名前をお願いします。
「島根県のY市の市議会議員の者です!」
な、な、な、な、な、なぬ~~~~っ
島根県といえば、皆さんももうすでにご存じのとおり・・・
の故郷であります。
「はあ?冗談きっついわ~~~!!!
ここをどこだと思ってるの?栃木県よ、、、、
遠く遠く離れた島根県のY市の市議会議員の皆様方が
遠路はるばるのお店になんの用なの~~~
(なんの用って、食べに来るに決まってますが・・・)
番号間違いじゃないの? こちらは、0282・・・・・・」
などとは言いませんでしたが、
それくらい強烈なパンチを受けたまるる。
むろん、それは間違いなんかではなく
島根県Y市の市議会議員の方々が、のお店に来ると言う。
なんでも、聞くところによると・・・
うちの市に、視察訪問にいらっしゃるとのことで
昼食を食べるお店をこちらの市役所で紹介してもらったと・・・。
も~~お、の胸は高鳴りましたがな~~~
ここ栃木で、の故郷の方々とお会いできるなんて・・・
もちろん、Y市はの生まれ育った町ではないし
議員の方々と面識なんぞありません。
でも~、遠い栃木にお嫁に来たにとって
同郷の方々に接触できるということは
異国の地で日本人に会うようなもの・・・・っ
栃木に越してきて13年になるけれど
いまだかつて、この町で島根の方になどお会いしたことがない。
(まあ、ふつー、そうでしょ)
せっかくだから、皆さんと島根の話に花を咲かせたい
ところが、顔と心が高揚しているに
次の瞬間、思わぬ黒い影が突き刺さったわ・・・。
えっ、水曜日つったよねえ??
うっそ~~~~~~~~~~ん!!!!!
わたし、休みじゃん
他のパートさんにシフトを替わってもらおうかとも
考えたけど・・・・
いやいやだめだめ、はその日用事があるのよ
でもでもでもでもでも・・・・・っ、
こんなご縁、無にすることなんて出来ますかいな、
が栃木と島根の架け橋となるためにも
会わなければならないのよ~~~!!!
(なんだかわからぬ使命感に燃えるまるる、)
そうよ、そうだわ
お休みだけど、お店に寄ればいいのよ~~~
あは、あは、あははははは~~~~
・・・というわけで、昨日の水曜日、
市議会議員の皆々様にご挨拶をするために
お店に行って来ました~。
しかし、、はて、、、
いきなり顔を出して、なんて言えばいいわけ
←こんな顔されたら、どうしよう・・・
でも、そこはも商売人の娘よ~~~~、
トーク展開は得意とまではいかなくても、苦手ではない
失礼いたします~ぅ!と
個室の扉をつつつ~~~~っと開け
「皆さま、今日は島根からいらしたということで
遠いところ、ようこそ、お疲れさまです。
ここの従業員の○○と申します。
じつは、わたくし、出身が島根県でして
今日は仕事がお休みなのですが
皆様に是非ともお会いしたく、やって参りました!!」
と、告げると・・・
想像をはるかに超えた反応にビックリ
は~あ、ほほ~、え~~、まあまあ、あっら、あっだ~~ん、
そげでしたかね~~、ようこそようこそ~
・・・と、なぜか拍手喝采までいただき、大歓迎ムード
まるで、どっちが客だかわからない
っていうか、一国の大統領にでもなった気分
「島根のどこですか?」と聞かれ~~~
「○○町です!」と答えると~~~
あっだん、○○町かね~~!!とまた、拍手を浴び~、
わたしの友達のK・Aさんがおられ~が知っちょーかね?
○○さんとは家が近くかね?
昔からえらい親しくさせてもらっちょーますけんね!
あそこの愛宕祭りはすごいですが~~~!!
栃木にはお嫁さんに来なはったかね?
○△☆□♪※★♡×¥@♥・・・・
出雲弁トークが止まらない~~~~~~~~
も~~ねえ、出雲弁が懐かしくって懐かしくって・・・
まさか、栃木で出雲弁で話ができるなんて
なんだか、不思議な気がして無性に嬉しかった
方言で話すだけで、こんなにも地元の空気感が味わえる
故郷から遠く離れているに芽生える、
一種独特の故郷に対する愛県心!!!
感動で涙が出そうになったよ~~~~
一番胸が震えたのは、お別れのときだった。
車に乗り込んだに、皆さんがそばまで来て
「元気に頑張ってくださいね!!」
と言って、握手をして手を振って見送ってくださったのよ~
ありがと~~ありがと~~~と言って
手を振り返すまるる・・・。
車の中で、涙が止まらなかったよ~~~
・・・・・・と、
この感動秘話を夜に旦那に話したら
あの、なんて言ったと思います??
市議会議員の人たちと
挨拶だとか、名刺交換だとか、握手して手を振って
「お前は、選挙にでも
出る気かよっっ!!」
そう言うんけ・・・