皆さんは、アメリ・プーランという女性をご存知ですか

『アメリ』という映画を知っていますか

と言ったほうがわかるかしら・・・。


2001年に公開されたフランス映画なので

記憶に新しい方も多いはず。

主人公は、オドレイ・トトゥが演じています。


アメリ

私は、この映画を観たとき、胸がすごく揺すぶられて

それ以来、『アメリ』の大ファンなんです。

初めて見てから、今まで3回見ました。

おもしろい映画、感動する映画、共感を呼ぶ映画、

忘れられない映画、、、、

いろいろありますが、そのどれにも属していて

そのどれにも属さない。

一言で言えば、私が求めていたものがそこにあった・・・

っていうのかな。

私の感性にストレートに入ってきたというか

私の感受性をくすぐられた映画は

あとにも先にも、このアメリ以外にありません。

正直言って、内容も構成も映像もちょっと奇妙で風変わりです。

キッチュでシュールで、ある意味ブラックでユニーク・・・

なんだけど、そこここに愛らしさが散りばめられていて

見終わるととてもラブリーで温かな気持ちになる。

それに、部屋の小物、パリの風景や色彩、音楽に至るまで

と~~っても可愛くてキュート。


アメリの髪型や服装はすっごくパリジェンヌ風にお洒落だし

私が美人だったら、絶対にあのアメリのような前髪にするのに。

あの前髪の長さは、美人じゃないと似合わないもの。

それか、よっぽど眉毛に自信があるか、だね。


でも、私が一番好きなのは、そのおとぎ話のような内容かな。

知らない人のために、あらすじを載せますね。


小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。

22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き

周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。

そして、あることをきっかけに

他の人を幸せにすることに喜びを見出したアメリ。

他人の人生にこっそりおジャマしては楽しい悪戯を仕掛け

人知れずお節介を焼いて回るのだった。

そんなアメリも自分の幸せにはまったく無頓着。

ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリは

たちまち恋に落ちてしまうのだったが

アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない・・・。

私も小さい頃、アメリと同じように

とても空想好きで内気な女の子だったから

よけいにこの物語が好きなのかもしれない。


私が少女時代に集めていたモノといえば

あめ玉の包み紙と色鉛筆の削りかす。

いろんな模様のあめ玉の包みは、ある程度溜まると

いろんな形に切って画用紙に張り付けて遊んだり

いっぱい溜まった色鉛筆の削りかすは

箱の中で混ぜ混ぜして、うっとりしたり・・・・。


飼ってる金魚の鉢を覗いては

1人で数匹の金魚たちの役をこなして会話してた。

実家が商売をしてたため

常に人が行き来してたので、人間観察も好きで

標的を見つけては、頭ん中でいろんな妄想をしてた。

とにかく、変わった女の子だった。


私が今回、なぜこの時期にアメリを記事にしたか。

それは、最近になって、やっと小説版アメリを手に入れ

読み終わったから・・・。


まるるのブログ

やっぱり、本で読んでもおもしろい。

現実的な思考の方には、好まれないかもしれないけどね。

最後に、動画を載せておきます。

ちょっとだけクスッと笑ってしまう、

そんな幸せな気分に浸りたい方には、オススメです。


エキセントリックなアメリの世界をご堪能ください。