みなさま、すっかりご無沙汰しておりました
お盆休みで、わたくしまるるは、ちょっくら
実家のある島根まで逃避行・・・・
(・・・って、別に何かに追われてるわけではないんですがね)
年に一回、毎年お盆に島根に里帰りをするのが
恒例になっているのですが
今年も行って来ましたぜ、大好きな新幹線で・・・・
いや、ちがう・・・別に新幹線が好きなわけじゃない
ひとりでの飛行機が苦手なだけ・・・・
あ、そうそう。今回は、家族を残して、お一人様の気まま旅
はたして、44の女がひとり・・・まわりの旅行客には
そんながどう映ったのかしら・・・・・
「だめよ、だめだめ、お兄さん声をかけないで~ほらほらは
結婚指輪をしているの」
・・・・・と、そんなアホな妄想を抱きつつ
左手をかざしながら、軽やかなステップでスーツケースをひいて
小山駅の新幹線乗り場に向かったわ
そう・・・旦那と子供がまとわりついていないこの時くらい
かっこいい女で決めたかったのよ・・・・・・
そのつもりだったのよ・・・・改札を抜けるまではね・・・・
そこまではうまくいってたのよ、颯爽と歩いて・・・・・
前髪をかき上げたりして・・・改札を抜けるまではね・・・・・
切符を用意し、自動改札機を抜けようとしたその時よ・・・・
なんと、警告チャイムとともに
扉が閉まったではありませんか!!
よく見かける光景ではあるけれど、にとっては初体験
なによ、なにかの間違いよ、、、ともう一度入れ直してみたわ。
すると、なんとまた・・・・
は慌てて、駅員さんを呼んだわよ
「あの~、扉が閉まっちゃうんですけど・・・」
駅員さんは、なにも悪くないのに、すでには怒り気味・・・
(まったく、あのチャイムというやつは、なんでこんなに
人を動揺させるのか、しかも、閉鎖って・・・・なにさ)
すると、駅員さん・・・・・
「ちょっと、切符のほう拝見させていただいてよろしいですか」
そして、さらに間髪いれずに駅員さん、にこう言い放ったわ。
「お客さま、この特急券は
帰りの券でございますね!」
どっひゃ~~
としたことが、そんな初歩的なミスを・・・・・
こんな公衆の面前で・・・・・
往復切符の復路の特急券を出してたのね・・・・・
あらほんとだ、この券、東京小山 になっている。
あらやだ、私ったら・・・よく確認もせず。
どうもすみません!
気を取り直し、切符を財布の中で交換すると
何ごともなかったかのように、もう一度、自動改札機へ。
すると、だ、だ、だ、誰が想像したでしょ~
またもや、チャイムが鳴り響き、閉鎖
は、は、はーーーーーあ????
とにかくは一刻も早くこの事態から抜け出したくて
すっすっ、すびばせーーーーん!!
って、駅員さんを大声で呼んだわよ。
すると、再度切符を確認したおじさん、←すでにの頭の中では
駅員さんではなく、ただのおじさんになっている・・・・
(駅員さんはなにも悪かないだろ~に・・・・・)
おじさん、なんて言ったと思います
「お客さま、2枚とも特急券ですが」
どひゃどひゃどっひゃ~~
ったら、一度ならず二度も・・・・・・
焦って、行きの特急券と行きの乗車券を交換してしまったらしい
このアホ行動、はもう、恥ずかしいを通り越して悲しかった
そして、追い討ちをかけるかのように、おじさん・・・いや駅員さん
「お客さま、慌てなくても
まだ時間に間に合いますから・・・」
はその場を無言で立ち去ったわ
せっかく、いい女を気取って新幹線の旅を楽しもうと思ったのに・・・・
いきなり、出鼻をくじかれたわ
さて、次の舞台は新幹線の中
東海道・山陽新幹線「のぞみ」の窓側に座っていた・・・。
名古屋までは空席だった隣りの席
眠りこけていたは、名古屋駅で人の気配で目が覚めたわ
するとそこに、瑛太をもう少しカッコよくしたような
(←瑛太くん、ごめん!)
おしゃれな大学生風の男の子が立っているじゃないの
やっだ、私ったら・・・まさか口を開けて寝てなかったわよね~
このなんとも無防備な、ばつの悪さ・・・・・
彼は、どうやらの隣りの席に座るらしい
取り繕い、満面の笑みでど~ぞ!と促す・・・。
ま~あ、そこからのドキドキ感ったらなかったわよ
だって、そんなイケメンと肘が当たるか当たらないかの距離で
長い時間を共にするのよ
は彼の、スマホをかまう筋張った、でもスルリと長い指に
しばし見とれてたわ
そして、もし今ここで事故か何かが起こり
車中に取り残され、車中泊することになったら・・・・・
ああああ、この奇遇な運命共同体よ・・・・
お願い 京都や大阪なんかで降りんといてな~
新神戸でも降りたらだめやで~
・・・・・・・・と、ありとあらゆる妄想で喜んでいたとき
そこで、はたと思ったわ
ちょっと待てよ、もしよ、もし・・・・・・・・・・・・・・・・
のほうが彼よりも先に降りるとしたら・・・・
彼が座ってる前を通り抜けることになるわけで・・・・
その場合、は彼と向かい合うかたちで通るわけにもいかないから
・・・とすると、彼にお尻を向けるかたちで通るってことよね
そう思ったら、とたんに恥ずかしくなって
今日のお尻の感じは大丈夫だったかしら・・・・って
若いイケメン男子の前を、スレスレのところでお尻を向けて通るのよ
思わず、行きたくなったトイレも我慢しちゃったわよ
けっきょく、そんな心配をよそに・・・彼は、新神戸で降りて行ったわ
なんだかホッとしたようなでも寂しかったような
・・・
複雑だったわ
そんなアホまるる全開のお話でした・・・こっぽし
次回、「島根へ② 同級生とワ~オ!」に続きます
いよいよ、まるるのお顔をおひろめです・・・
涼みたい方は、ぜひっ笑