子どもはしょっちゅう失敗をします。
ご飯をこぼしたり、おもらし。
転んだり、落ちたり、ぶつかったり。


そんな瞬間に出会ったら、どうぞがっかりしないでほしい。
「失敗しちゃったね」「痛かったね」「困ったことになっちゃったね」

と伝えつつ、心の中では“チャンス!”と喜んでほしい。

そして失敗した原因をお母さんの中で分析してほしい。
歩き出したばかりの子どもが転んだり食べ物をこぼすのは、やる気があるからこそだから

そのままで良し。

でもできるはずのことで失敗した時は、どうすれば回避できたのかを

伝えたり、一緒に考えたりしてほしい。くどくならないように短い言葉でわかりやすくね。
そして後始末をできる限り一緒にやりましょう。できないことは見せるだけで大丈夫。

「あ~ぁ」とイライラをぶつけるだけ、
「痛かったね~」「いやだったね~」と共感するだけ、

始末は大人がササッとしてあげちゃう、

というのは✖

 

服を汚したなら、着替えを用意し着替え脱いだものを洗濯籠に入れるまで。
こぼしたなら、ぞうきんを持ってきて拭きそのぞうきんを洗って絞って干すまで。
何かを壊したら、直るものなら修理に出して受け取るまで。
誰かに怪我をさせたなら、謝りにいき許しを請うまで。

失敗した時がチャンス。
どのように収めるのか、迷惑をかけたなら謝るのか、

見せて伝えるのです。

 

そう考えると、お父さん・お母さんの失敗もすごく大事。
お皿を割っちゃった、料理を焦がしちゃった、無駄なものを買っちゃった、

大事な約束を忘れちゃった…。仕事の失敗、病気にかかった…。
そんな時にどう反省するか、始末するか、迷惑をかけた人に謝るか、自分を奮い立たせるか。


後始末する姿を見せるのも子育てで大事なこと。

失敗はチャンスです。