私はおもちゃコンサルタントとしておもちゃをツールに様々な子育て応援の場を作っていますが、仲間の中には障がいのあるお子さんや高齢者の場を作っている方もいます。
 

そのどちらの活動もちょっと気になってはいましたが、なかなか時間と気持ちが向かず手を出さずにいたんです。しかしここ最近なぜか風が吹いているようで、23日の日曜に
「アクティビティインストラクター資格認定講座」
に参加して参りました。
 

片方はこれからどんどんできるようになっていく命。

もう片方はどんどんできなくなっていく命。

片方には希望ある未来の時間がたっぷり。

片方には今まで積み重ねてきた歴史がたっぷり。

 

老人の方一人一人が、今を幸せに過ごせるように、私たち応援者がどういったことに心を配り生活の場面場面を手助けしていけばいいのか、具体的に突き詰めて考え方そのものをじっくり学ぶとても良い講座でした。

 

その時その時「今」「目の前の一人の人」を大事にすること。

それは子どもの場を作る時と一緒だけれど、ご老人の場合は今までの歴史がある‥。

そこにしっかり思いをはせること。

 

私がいつも一緒にいる赤ちゃんも、遠いいつか必ず死にます。

今回学んだ老人の世界といつも一緒にいる小さいこの世界はつながってる!
 

子育てって、ついつい目先のことに目標を置いちゃいます。

「身の回りのことがちゃんとできるように」
「お友達と仲良く楽しく過ごせるように」
「できればいい学校・いい仕事に恵まれるように」

 

でも、その最後にある目標は

『いい人生だったと思って人生を終えることができるように』
ということのはず。そんなことをいまさらかもしれないけれど再確認しました。