静岡市葵区羽鳥の少人数個別指導塾、学習塾ゼファーです。




当塾の基本スタンスは「やるな、と言われていないことは何でもやってみよう」です。「やれ」と言われたことをやるよりも、「やるな」と言われていないことは何でもやってみる。これが大切だと思っています。


まず、私が「やれ」と言うことは、現状、最も妥当かつ合理的であると判断している内容です。

逆に言えば、私の提案よりも妥当かつ合理的な手段があるのならば、それをやったら良いのです。もちろん私もそうそうそんなことにはならないように研鑽を重ねておりますし、もしもその上でのご意見ならばそこには私の提案を上回るほど緻密な論理を求めますし、感情的な拒絶やその場の短期的な気分による方向転換などは「妥当かつ合理的」とは言えないため、そういったものに対してはまた変わってまいりますが…。


さて、その上で、では何を「やるな」と言っているのか。


当塾には、4つの「やるな」があります。


① 論理の飛躍


→ 例えば、国語で「なんとなくこれな気がして」と、自分なりの明確な理屈立て無しに答えを書いてしまう。

算数や数学、理科で「○○を求めるには割り算を使うから…」などと(唐突に)言ってしまう。


これらは端的に言って、論理の飛躍です。前者は言わずもがなですが、後者も論理の飛躍です。「なぜそれを求めるには割り算を使うの?」という問いに答えられない以上、そこには理屈が立っていません。


理屈が立っていない(=論理が飛躍している)答えの出し方には、再現性がありません。


したがって、たとえその時はマルがついたとしても、類題が出たときに同じように答えられる可能性に乏しくなります。

これらのことから、こういう安易な答えの出し方は認めていません。正解だろうが何だろうが、論理の飛躍は論理の飛躍と見なします。


② 条件の無視


→ 多くの問題には「記号で答えましょう」「抜き出して答えましょう」「〜という言葉を使って答えましょう」といった「条件」があります。


この条件を無視しているのは、ゲームに譬えるなら「レベル○○以下のモンスターのみでクリアせよ」という条件を無視し、指定されたレベルを大きく超えるモンスターでパーティーを組んでいるようなものです。そうである以上、そのステージはクリアできません。


したがって、勉強においてもクリアしたとは見なしません。事実、こういった条件を無視した答案はバツがつきます


③ 論点の逸脱


→ 例えば「炭酸水素ナトリウムを加熱するとき、試験管の口を加熱部より少し下げるのはなぜか」という問題が出たとします。


この時の論点は大きく分けて3つ。


1つ目に、炭酸水素ナトリウムの加熱について述べる必要があるということ。

2つ目に、試験管の口を加熱部より少し下げることに着目する必要があるということ。

3つ目に、理由を答える必要があるということです。


これら3つの論点全てを守ることができていなければ、それは論点の逸脱です。

したがって模範解答は、


炭酸水素ナトリウムが分解されると液体が発生するが、試験管の口のほうが高いとその液体が加熱部に流れるため、それによって試験管が割れるのを防ぐ必要があるから。


等となります。また、今回は理由問題を例としましたが、「どういうことですか」等と問われた場合にも、文末にとりあえず「から」をつけて理由を答えようとしてしまう人が多く見られます。これも論点の逸脱です。理由を問われているわけではないのに、理由を答えようとしているわけですから。


④ 薄弱な解答


→ よく「素直が一番」と言われます。しかし、私はそうは思いません。少なくとも、自分の出した答えを「違うよ」と言われただけで「分かりました」と引き下がる気になるくらいなら、そんな「素直さ」は要らない


「違うよ」と言われたときに「え、でもこれこれこういう理屈でこうなんないですか?」と食い下がれるくらいのこだわりが欲しい

答えを出すということに、そのくらいのこだわりを持って欲しい。


よく世間で叩かれる「でも」「だって」ですが、少なくとも勉強という論理的な営みにあたっては、否定されたときに「でも」「だって」すら出てこないような薄弱な解答は不要です。


本人なりの理屈があるなら、その理屈の精度を一緒に話し合って高めていくことだってできます。でも、理屈すらないのでは、どうにもならない。

本人なりの理屈があるのならば、どこまでも付き合います。昔から私はこんな感じですから、中高生とは理屈屋としての年季が違います。ご安心ください(笑)

理屈なしのマルより、理屈ありのバツが大切です。もちろん、最高の理想は「理屈ありのマル」 ですが。

ともあれ、そういう姿勢が論理的思考力を養い、実力を高めていくためのきっかけとなります




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