静岡市葵区羽鳥の個別指導塾、学習塾ゼファーです。




受験生、追い込みの時期に入りましたね。そろそろ過去問を解いている人も多いのではないでしょうか。


ささやかながら、受験生やその保護者様にとってもしも何かのお役に立てればと思い、以下に国数英の「最低ライン」を述べていこうと思います。受験直前に今更「最低ライン」の話?と思われるかもしれませんが、ここを安定して取ることができるか否かが、まさに受験本番で大切になってくることだからです。


とはいえ人によって学習課題は異なってくるものですから、なかなか、こう、直接指導していない方に受験アドバイスらしきものをするのは怖いのですが……。

そこで、主要三科目(国数英)に絞り、さらにその中でも「これだけは!」というものをご紹介いたします。よろしければご笑覧ください。




国語で、漢字の読み取り問題がいまいち合わない。


→漢字の書き取り問題が合わないのは多々あることです(無いに越したことはありませんが…)。しかし、読み取り問題が合わないというのは最も避けたい事態です。ここは他の受験生も安定して取ってくるところだからです。

具体的には、10問解いて正解が7問以下、つまり7割以下の正答率だとしたら赤信号に近いでしょう。


これは「正しい読み方による音読」で改善できる場合が多いものです。ただし、一人で音読していても読みが分からない漢字・怪しい漢字を誤魔化してしまいがちですから、誰かに協力してもらって、その人の前で音読しましょう(協力者の方は、少しでも怪しい読み方をしたら「待った」をかけてあげてください)。

教科書の文章、ワークの文章、過去問の文章、ありとあらゆる文章で人前での音読をしましょう。理科や社会の教科書でこれをやるのも良いですよ。当該科目の勉強にもなって、一石二鳥です。


数学で、計算問題がいまいち合わない。


→数学における計算問題の「解き方」自体は分かっているのにこうなってしまうという場合、演算をする経験の不足によるものである場合がほとんどです。

案外、算数でやった「掛け算・割り算は足し算・引き算より先に処理する」「分数の通分・約分」「数の種類を揃えてから計算する(整数と分数が混じり合っているなら、整数を分数に合わせるなど)」といったところで間違えている可能性が高いと言えます。


更に、とにかく多いのが「途中式を少なく済ませようとする」というパターンです。式は「一つの段階につき一つの作業」を心がけてください。同類項をまとめる段階なら、そこではそれのみに集中する。分母を消す段階なら、そこではそれのみに集中する。

とにかく、一足飛びに答えを出そうとしないことが大切です。臆病なくらいで丁度いいのです。「スマート」な式で済ませようとして間違えるよりも、そんなに書かなくてもいいじゃん(笑)と言われそうなくらい書いて合うほうが、よほどスマートな振る舞いです。


英語で、リスニング問題がいまいち合わない。


→リスニング問題での誤答が多い場合、最もありがちなのが単語知識の圧倒的な不足です。

とにかく単語を覚えましょう。この時に大切なのは、正しい発音で覚えるということです。ローマ字読みにこじつけて覚える、などといったことをしてはいけません。これも音読を併用してください。


リスニングの対策をしようとしていきなりリスニング教材などを使っても、多くの場合、あまり効果はありません。それを活かせるだけの単語知識が無いからです。余談ですが、以前、リスニングの点数が3割〜6割で乱高下していた高校生の生徒さんにリスニングの対策を頼まれ、いわゆる「リスニング対策」は少しだけ我慢してとにかくこれを指定した覚え方で覚えてくれ、と中学英単語の教材を渡し、実践してもらったところ、それだけでもリスニングの点数が毎回7割以上で安定するようになりました。

そのくらい、リスニングは基礎的な単語知識が物を言います。




いかがでしたでしょうか。


受験の基本は「他の受験生が落とさないところで自分も落とさない」ということです。国語における漢字の読み取り問題、数学における計算問題、英語におけるリスニング。これらはそういう問題です。

まずは、これらで安定して9割以上を、欲を言えば満点を取れるようになること。これが第一です。そこで差がつきます。応用的な問題を解けるようになる、というのは、あくまでその後の話です。


皆様の戦いが、より良いものとなるよう陰ながら願っています。


お読みいただきありがとうございました。




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