静岡市葵区羽鳥の個別指導塾、学習塾ゼファーです。今回は、小6英語について！
大変な難化をしている英語。小学生のうちに、約600語を覚えることが前提とされています。
正直なところ、ほぼ実現されてはおりません。しかしそれはそれとして、中学校のカリキュラムは当該前提の上に作られています。
だからといって、ここで「600語覚える」ことだけを目標としても、生徒さんにとって余計なつらさがある上、あまり効果のあることとも思えません。「やるべき学習を一つ一つ進めていたら、いつの間にかそれ以上の単語を覚えてしまっていた」というのが理想だと考えます。
さて、当塾では、小学生のうちから品詞・5文型を指導しています。
特に大切なのが、V。すなわち動詞に対する理解であると思っています。O（目的語）やC（補語）、そしてMというのは、Vを相応しく解釈した結果である。あくまで結果として分かるものだと思います。
だから「SVOC（M）を“正しく”振る」ということそのものよりも、まずは動詞、次点で主語に対するアンテナを鍛え上げてほしい。主にそういう狙いで、当塾では5文型を扱っています。
小学生のうちから5文型を扱うのも、このような認識を養うためです。こうすることで各英文法、例えば「be動詞」「一般動詞」「過去形」「進行形」「未来の表現」などがバラバラにとらえられることなく、生徒さんの頭の中で繋がっていくことを意識しています。
今回の生徒さんは、もう中学英文法の教材を使って学習しています。難化した中学英語に備え、理想的な進行ができているものと自負します。
とにかく意識しているのは①手と口を使って「読めない・怪しい・分からない言葉」をつぶし切るということ、②これまでの学習事項を活かすような解説を行うということ、③いきなり設問に入らず、まずは解説ページにある例文を再現できるようになるということです。
そのうえで、今回は未来表現について扱いました。受講当初から一貫して動詞（V）に重点を置いていますから、初めて扱う文法でも「じゃあこれを疑問文・否定文にするにはこうしたらいいですね」と、時には私の解説を先回りして答えることができます（笑）
動詞への理解が、文法理解にどれほど寄与するかわかります。
当塾の指導では、小学生の内から品詞や5文型に重点を置いています。しかし、それらはあくまで手段の一つです。
英文に対する読み書きの認識がより豊かになっていくことで、試験に対する力も向上していきます。どこまでも根本的な学力を涵養することで、保護者様・生徒さんのご要望に対して、一過性ではなく最後まで確実に応える指導を心がけています。
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