静岡市葵区羽鳥の個別指導塾、学習塾ゼファーです。今日は、高校3年生への現代文授業についてご紹介します。


 まず、当塾の現代文指導は、本文の精読から始まります。そして、その本文を要約するところまでやるため、一つの文章を数週間かけて読み解くことも珍しくありません。


 今回は、そうして精読し、要約まで終えた文章の設問を解くところから入りました。内容は、いわゆる「近代批判」と呼ばれるものです。特に高校生では、重要なテーマの一つです。


 その最後の設問は、実質的に60字以内で本文内容を要約するような記述問題。それも「設問文の指示すべてを余さず読めば、傍線部の前後数行にあたる内容を切り貼りして解答をつくることができるわけではない、ということが分かるはず」といったものです。


 当塾で現代文の学習を始めてからまだ二ヶ月ほどの生徒さんですが、ここで確実に設問文の条件を踏まえ、適切な箇所に目をつけることができました。素晴らしい成長です。

 記述の内容は、非常に「良い間違い」が見られるものでした。この場合の「良い間違い」とは、①目の付け所は間違っていないが、②細部に多少の誤りがあり、③その誤りには本人なりの理屈に基づいた試行錯誤の痕跡が見える、というものです。「このような考え方に基づいてこれを試してみた結果、このような要因により、本文内容から、そしてあるべき解答の内容から、このように遠くなることが分かる」という点で、後につながる貴重なデータとなります。更なる成長が期待できます。


 さて、現代文において本文の理解をどれほど重視するかは、指導者によってかなりの違いがあります。例えば私は前述の通り、かなり本文理解を重視するスタイルですが、そうでない先生も大勢いらっしゃいます。
 しかし、設問文の理解をおろそかにしていい、設問文を全て読まなくてもいい……と指導する先生は、個人的に聞いたことがありません(いらっしゃったらスミマセン)。そのくらい、設問文に対する理解は重要なものなのだと考えています。
 目の前に書かれた情報から、今クリアすべき条件を余さず理解し、それを解答に起こす。こういう力を確実につけ、さらには他教科にも応用し、受験で勝ち抜くことのできる力を養うことができる。そういったカリキュラムを組んでいます。


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