ダイアナの選択 2/5(木)@サイエンスホール
原題:The Life Before Her Eyes
もがきながらも自分の生き方を模索していた17歳のダイアナ。大人びて反抗的な彼女も自分の未来は輝いてると信じていた。親友のモーリンとトイレでたわいのないおしゃべりをしていたあの日、銃を持った同級生に、「どっちを殺す?」と云われる時までは。殺されるのは親友か自分か、ダイアナは選択を迫られた。
あれから15年。32歳になったダイアナは美術教師の仕事を持ち、大学教授の夫と可愛い娘とともに幸せな生活を送っていた。
しかし事件のメモリアルディが近付くにつれて、あの日の選択がダイアナの人生の歯車を狂わせ始める・・・。(フライヤーより)
17歳のダイアナを演じるエヴァン・レイチェル・ウッド。
15年後のダイアナを演じるユマ・サーマン。
一人の女性の二つの人生を交錯させながら、過去と未来、理想と現実、生と死、を対比的に見せ、悲劇に遭ったダイアナが大人になり、あの日の選択に後悔しながら生きる姿を描いているかのようにドラマは進行してゆきます。
フラッシュバックならぬフラッシュフォアードという手法なのだそうで意味わからないので調べたし(あせ)
関係者に詰め寄って話し聞いてる方もいらしたくらいで、もしかしたら「?」で終わってしまうかも知れないし、受け入れられる人とそうじゃない人に分かれる気がします。
近くに居たおばちゃんは「私なら旦那から殺してもらうわーはははーっ」て笑ってるし、「だとしたら、リアル過ぎるんだよ!」ってツレは文句ブーブーだったのだけど、ワタシはけっこう面白かった。
生きている喜びを感じる瞬間の輝き、生命力溢れる花々や虫たちの鮮やかさなど、生命が輝きを放つ瞬間を映し出す美しい映像が強く印象づけられる。
ぼんやりと意識が遠のくようなゆっくりと動く映像は現実の世界ではないよな不安定な動きを見せているのに、微妙なズレは記憶の歪みなのかと思わせるようなリアルさもあって、あれ?なんて思いながら張り巡らされた伏線に最後まで揺さぶられてしまった。
悩みや不安を抱えるヒロインの姿は誰もが経験するような出来事も交えていて彼女に感情移入しやすくなっている。なので結末はわかっていても彼女の選択の真実を知った瞬間はショックなのだ。生命の輝きを一瞬にして奪われてしまったショックの後に訪れるのは「自分ならどちらを選択するだろう?」「良心とは何なのだろう?」そんなことを考えてしまう作品だった。見終わってから少し重くなるけどワタシはスキ。
原題であったり劇中で使用されてる曲のタイトルであったり、フライヤーを読んでるだけでもアレレ?って思うようなヒントはいっぱい隠れてました。
何も知らないで観るほうが絶対に楽しいと思うので、フライヤーに書いてあることを中心にネタバレしないで書いたつもりだけど勘付いちゃったらごめんなさい。
エヴァン・レイチェル・ウッドって出演作は観たことないハズなのに、何で知ってるんだろーと気になってたら、Heart-Shaped Glasses のPVで何度も観てたのね。
どんな女と付き合おうが別れようが興味ないけどマンソン様ラヴー。


