10/22(水)@東京写真美術館 試写会
ウガンダ北部、パドンゴ避難民キャンプに暮らす子供たちが
全国音楽大会への出場を決め優勝を目指すドキュメンタリー作品
紛争地域のキャンプ内からの参加が認められたのは歴史上初
2万校以上の学校が参加かけて挑む大会なのだそうです
大会に向かう子供たちを乗せたトラックが走ってくる冒頭
透き通るような映像の美しさに先ず驚かされる
ちいさなトラックにぎゅうぎゅうに詰め込まれた子供たちと荷物
一番後ろには銃を構えた兵士も乗っている
死と隣り合わせなのだ
反政府勢力に両親や兄弟を殺された子供
度胸ためしに大人を殺すことを強いられた子供
叔母の家で家事一切を押し付けられる子供
子供たちはあまり表情を変えることなく
自分たちの辛い記憶を語る
我慢を強いられ恐怖に怯えながら
貧困とも闘わなければならない子供たちは
感情までも戦争に殺されてしまったのかも知れません
そんな絶望的な環境におかれていても
大会に参加するという希望
そして優勝という夢を叶えるために
合唱、楽器演奏、ダンスの練習に励みます
戦争はなにもかも奪ってしまったけれど
わたしたちの文化は奪えない
音楽は悲しみを忘れさせてくれるのだと語る子供たちは
悲惨な記憶を話す時とは違って見えました
大会に行けば貧しいパドンゴの子供たちは南部の子のように
真新しい服でもなければ楽器も手作りのようなものだったり
紛争地域の子供ということで人殺し呼ばわりされたり
同じ国なのに、なんでそういうこと云うんだー!
と、やるせないよな辛い気持ちになって
睡眠に逃げようとしたのか
肝心なパドンゴの子供たちの演技
合唱も楽器演奏もダンスの登場のところまでは観たのに(あせ)
そこだけポコンと抜けてしまいました(あせ)
ダーウィンの悪夢を観てからというもの
気が重くなりそうな作品は避けてきたけれど
絶望ではなく希望と力強さを残し終わる本作は観て良かったと思う
