メゾン・ド・ヒミコ 私を迎えにきたのは 若くて、美しい男。その男は、父の恋人だった ゲイである父親を嫌い、その存在さえも否定して生きてきた沙織。ある雨の日、彼女が働く塗装会社に春彦という男が訪ねてくる。彼は、沙織の父が癌で死期が近いと言い、父の営む老人ホームを手伝わないかと誘う。ゲイのための老人ホーム“メゾン・ド・ヒミコ”彼らはここで出会いいつしか微妙で不思議な関係が芽生えていく… 男しか愛せない男のための老人ホーム口は悪いが腹ん中は純粋なルビーさんをはじめ住人たちのキャラクターも判りやすく愛しくなるような人たちばかりロケーションもキレイだしホームの中の調度品も素敵過ぎる卑弥呼を演じた田中泯も美しく凛とした佇まい接する時に背筋が伸びてしまいそうな迫力卑弥呼の恋人オダジョー演じる春彦は狂おしいほど美しく上品で知的性別や年齢を超えて、彼の虜になってしまいそうな雰囲気柴崎コウ演じる沙織は父を恨む気持ちが顔に出ていていつも仏頂面限りなくスッピンでブスな役だけど、それもかわいらしく思えた ちょっと矛盾してるような・・・そんなモヤっとした気持ちが残っていたので専務と関係を持ってしまった沙織が事の後に言う 「ワタシが泣いてるのは専務の思ってるどれとも違う」そんな、もどかしいような何とも形容し難いものがワタシには残ったけど ラストのオチは微笑ましく優して心地良い音楽も良かった それにしてもオダジョーって顔ちっちゃっ。声もツボだ。 彼のシャツインの着こなし、そして身のこなし総てがしなやかで上品そこに居るだけで画になる春彦そんな春彦と専務(西島さん)との妙に色っぽい二人の会話「じゃ~俺だったら?」・・・・・ははははぁ~なんて二人で笑ってるけれどオマエならいいかもな?はははぁに思えてしまう雰囲気“のんけ”を二人引きずり込んじゃったなんてエピソードもああ、ね、うん、うん!なんて納得させてしまう西島さんも素敵な役者さんだからか、二人がもしこうなったら・・・と、想像しちゃったのはワタシだけでしょうか メゾンド・ド・ヒミコ 監督:犬童一心出演:オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊、他音楽:細野晴臣