お腹を刃物で切られたガジ君の話です。
今年7月12日、友達がやって来て
「猫がお腹を刃物で切られている」
急いで見に行くと左わき腹がパックリ
このままでは穴が大きく広がってしまう。早く病院で治療しなければ!
しかし、このまま連れて帰ると
この犯罪行為が誰も知らないままになります。
警察を呼び、長田警察署に同行して、写真撮りと調書作り。
警察では治療してくれないので
自宅に連れ帰る為の書類手続き、拾得物預り証作成しました。
連れ帰ったものの3ヶ月間は去勢手術も譲渡もしてはいけないと言われました。
そして動物病院に連れていき、
8センチ縫合してもらいました。
ところが既に一度縫合手術を受けている事が判明、
残っていた太い縫い糸から判りました。
その後の調査でわかったのですが
虐待の刃物傷は7月3日にエサやりさんが気がつき、
某病院で縫合してもらったそうです。
しかし翌日にはキズ口が開いていたので再び病院に連れて行きましたが
再度の麻酔はできないと、塗り薬を出してくれただけで、治療をどうしていいか分からなかったそうです。
(二度目の縫合は、皮を寄せて縫うので、ちぎれたりで難しい、)
さらに驚いたことに
1年前には右のわき腹を切られた事も判りました。
1度ならず2度も刃物で切られたのです。
ガジ君のように人なれした猫は
虐待犯の格好の餌食です。
虐待は犯罪です。
動物虐待は凶悪犯罪の予兆でもあり
事件の事を警告するためにチラシを作り、地域に200枚ポスティングしました。
地域の子供たちの安全を考えて頂きたいとお知らせしました。
前回の譲渡会では、お声は掛からなかったのですが、大きな三角おにぎりのような容姿で人気を集めました✨
男性2人がケージの前に立つと、
過呼吸になりました。
普段は家に慣れお尻を振って歩いているのですが、お腹を切られた恐い記憶があったのかもしれません。
ガジ君のいた場所の地域猫たちの多くは今は居なくなり
口から泡を吹いて死んだ子も居たそうです。
ガジ君には、みんなの分も幸せになって欲しいと思います。
体だけでなく心に大きな深いキズを負っているので
日程: | 2019年12月14日(土)・15日(日)12:00~16:00 ※荒天中止 |
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場所: | IKEA神戸 |
ガジ君を家族として迎えてくださる優しい里親様に出会えますように☘️
また他にも多頭飼育崩壊や不適切飼育から保護の猫たちも参加します。
ご来場お待ちしています
