学生生活は、残り5週間になった。
学校でも、卒業の日までのカウントダウンが
始まっている。
そんな中、
先生がわたしに仰ってくださった言葉で、
忘れられない言葉がある。
Adobe・Illustratorの操作で、
なかなか上手くできないことがあって、
ああでもないこうでもないと、
何度も何度も試行錯誤した。
とうとう思うようにできず、
先生にどうしたらいいのか、
ご教示いただこうと思い、
先生に、それまでの経緯をお話した。
先生は、うんうんと話を聞いてくださり、
「それはね」と、
ご自身でソフトを使いながら
やり方を教えてくださった。
何度やっても上手くできなかったことが、
先生の手にかかると、
ほんの一瞬でできてしまう。
「そうやるんですねぇ、すごい。」
と、感銘を受けていると、
「今そうやって『すごい』って言ってるけど、
やり方知ってたら、
全然なんともなくできること。
だけど、それを『すごい』と思えるのは、
自分であれこれ試して
なんとかしようと努力したから
そう思うんやで」と先生。
すごいと思えるのは、
努力した証拠なのだ。
目からウロコが落ちた。
そういうふうに考えたことは、
今までなかった。
やり方を知っていれば
一瞬でできてしまうこと。
やり方を知れば、
その後は困ることなく当然のことのように
できるようになること。
目の前のできないことを
克服しよう、解決しようと、
自分なりに方法を考えて
トライ&エラーを繰り返す。
結果的に、
自分の力だけで
解決できなかったけれど、
それでも、
解決に至るまでに試みた
数々のトライ&エラーは、
決して無駄なことではないのだ。
できなかったことが
できるようになることの喜びは、
努力した者に与えられる
感情なのだ。
学校に残していく修了制作は、
これまで先生方にお教えいただいたことを
活かして、
また、自分なりに勉強して
身につけてきたことも加えて、
1年間の感謝の気持ちをもって、
今の自分にできうる限りの、
今のベストを尽くしたものを
完成させたいと思う。