数年前に勉強していた曲なのですが、
レパートリー化したいという思いと、近頃なぜだか「喜びの島が弾きたい!」虫がムクムクとやってきまして、
ここ最近、少しずつさらい直しております。
喜びの島は、ルーブル美術館にあります、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの『シテール島への巡礼』という絵からインスピレーションを得て作曲されたと言われています。
シテール島は、古代ギリシャ神話に出てきます、愛の女神・ヴィーナスの島とされており、
幸福感にあふれた恋人たちがシテール島に向けて船出していく、
という様子が描かれているのだそうです。
この曲を作曲した頃のドビュッシー自身も、ちょうど(と言ってはいけないけれど
)道ならぬ恋に燃えていた頃で、ジャージー島という島に当時の恋人と2人で出かけているのだとか。
そのためか、この喜びの島は、ドビュッシーの特徴でもあります音の色彩感がより一層変化に富み、
曲全体を通して、とても明るく、幸せ感に満ち溢れています。
と、いう曲であるものの、
神戸出身の私、土地柄か、どうしても、
神戸・ハーバーランドから臨む神戸港に、そこからフェリーに乗って、
瀬戸内海を船が進んでいき、淡路島へ~

という光景が思い浮かんできてしまいます

もちろん、“恋の悦び”も想像(妄想?)しながら弾いておりますが(苦笑)、
恋やシテール島を想像するより、より身近な淡路島の方が容易に思い浮かんできてしまいます?!
いえいえ、
今から船に乗って、大好きなお方とシテール島に向かうのです

海面のキラキラした輝き、
大きな波、小さな波、
船の甲板で感じる風、海の匂いを大好きな人とともに感じながら、船旅は続いていきます。
少しずつシテール島に近づいてきて、
ついに到着!
そこは、まさに、“喜びの島”だったのです。
マウリツィオ・ポリーニ演奏の、「喜びの島」です。
この曲は、聴いていましても、弾いていましても、
心がウキウキワクワク、
ちょっと“大人”な気分になってきます

“喜びの島パワー”の影響からでしょうか、
なんだか近頃、ウキウキワクワクしている今日この頃です

それでは、明日もステキな1日をお過ごしくださいませ
