生徒さんファーストの神戸の茶道教室、恭韶庵です。

 

私どもの教室では、私と生徒さんが一対一でお点前のお稽古だけをする、

ということはめったにありません。

たいてい、ほかの生徒さんとミニ「茶会」形式でおこなっています。

ひとりはお点前。

ひとりは正客。そのほか、お詰、半東・・と役割を交互に分担しながら

お稽古します。

 

お点前だけできても、それはほんの一部でしかありません。

大切なのは、茶会での動き。

正客、お詰とタイミングをあわせることや、

流れを止めないこと。

(もちろん、お点前そのものはきっちりご指導させていただいています。)

 

とくに半東のお役になれば、臨機応変に、品よく、

一番動作が少ないように工夫しながらしかも自然にすっと

動けることが理想・・。

 

また、表がスムーズに動けるのは、水屋あってこそ。

水屋の仕事はお点前以上に重要なんです。

 

こうした動きは一朝一夕にできるものではなく、

回数を重ねてはじめて身につくもの。

当庵では、入ったばかりのかたでもミニ茶会形式のお稽古に参加し、

さまざまな場合、場面での動きを経験していただきます。

 

顔ぶれはその都度変わりますし、お点前も変わります。

 

お稽古といえばお点前がうまくできるようになること・・、

と思っておられるかたも多いと思いますが、

みなで呼吸をあわせて「場」をつくるミニ茶会形式のお稽古も

楽しいですよ。

お問合せお待ちしております。