生徒さんファーストの神戸の茶道教室、恭韶庵です。
日曜日はレギュラーのお稽古とは別に主宰しております「尚静会」で
七事式のお稽古をいたしました。
午前は「炭付花月」と「濃茶付花月」。
午後は「三友」と最後に「平花月」。
ボリュームたっぷりのメニューです^m^
七事式といえば、ポピュラーなのは「花月」です。
折据を回して「役」を決め、「花」「月」を引いた人が
亭主役をしたり薄茶を点てたり、
あるいは正客になったり薄茶を飲んだり、はたまた濃茶を点てたり。
誰がどのタイミングで何の札を引くかで
予想外の展開が。
毎回同じ人が仕舞花となったり、ということもあり
折据が回り札をひいて名乗るたびに「あら~」「またあたりました~」
など笑いが起こります。
午後の「三友」は
「花」(花寄=正客から亭主まで順々に花を入れる)
「香」(月の札を引いた人が香をたき、全員が香をきく)
そのあと四畳半に進み、菓子付花月で薄茶4服となります。
先月久しぶりに三友をしました。久しぶり、といっても
参加メンバーがほぼ入れ替わっていますので、
皆のリクエストで今月もまた同じメニューとなりました。
一般には、上級者の「稽古の先の修練&楽しみ」ととらえられていますが
私どもでは、基本の薄茶点前、濃茶点前(&炭手前)ができれば
参加可としています。
初級の人でも、足の運びや呼吸を合わせて動くこと等、
花月のお稽古によって自然に身につきますから、
少々たいへんかもしれませんが、得るものは多いと思いますよ。
今回は体験の方がおふたりいらっしゃいました。
ご挨拶時には緊張しておられたようにお見受けしましたが
始まりますと、目がキラキラ。
次回からレギュラーで参加されることになりました。
楽しいですよ。
普段のお稽古とは一味ちがう、スペシャルなお稽古、いかがですか。
お問合せお待ちしております。