皆様こんにちは!

秘書Nです照れ

 

今週2回目の更新ですガーベラ

今回はちょっと真面目なお話と宣伝です。

 

昨年このブログでも紹介しておりました、ふるさと納税を使ったクラウドファンディングが今年も開催されます!

※当教室の「バイオ人工膵島移植(膵島補充療法)プロジェクト」に対して、

佐賀県庁への”日本IDDMネットワーク指定"ふるさと納税による研究支援が行われています。

 

日本IDDMネットワーク 公式サイト

 

 

"不治の病"と言われる「1型糖尿病」の根治に期待できる、「バイオ人工膵島移植」の研究です。

 

 
クラウドファンディングの詳細は上記のリンクをご覧ください。↑
研究の概要や進捗がわかりやすく説明されている他、当科のA先生のコメントも掲載されております!
 
 
1型糖尿病とは、インスリン(血糖値を下げるホルモン)を分泌できる膵島が破壊されてしまう自己免疫系の病気です。

生活習慣病でも先天性の病気でもありません。

 

※膵島(ランゲルハンス島)とは…膵臓の中にある、様々なホルモンを分泌する細胞群。血糖値のコントロールに必要なインスリンもここから分泌される。

 

 

小児期に多く発症し、ひとたび発症すると現在の治療法は膵臓移植・膵島移植をするか、毎日4~5回のインスリン注射を生涯にわたって投与し続けるかありません。

根治に繋がる膵臓移植および膵島移植ですが、ドナーの圧倒的な不足や、移植した後も拒絶反応を抑えるために生涯免疫抑制剤を服用しなければならず、その副作用も少なからずあるというのが現状です。

この日本に1型糖尿病の患者さんは10万人ほどいますが、

それに対し(脳死)臓器提供者は年間100人程度で膵臓に限ると年間約20例ほど、膵島移植に至ってはなんと年間数例だとか…!

 

この研究では、医療用に育てられたクリーンなブタの膵臓から膵島を採取し、

免疫細胞の通らない特殊なカプセルに包んで移植する「バイオ人工膵島移植」によって

ドナー不足と免疫抑制剤の問題を解決し、すべての1型糖尿病の方が毎日のインスリン注射から解放されることを目指しております。

 

 
昨年のクラウドファンディングでご支援いただいた結果、
研究室のインフラが整備され、効率的に医療用ブタの膵島を採取できるようになりました!
 
A先生からお写真を頂きました。
 

このまま順調にいけば2025年には第1例目の治験が始まる予定とのこと…!

あと2年、だんだん近づいております。

 

 

引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税をされる際には、ぜひご検討のほどお願いいたします!

 

 

返礼品を見ていると、今年はイカ推しなのでしょうか…🦑🦑🦑

魚介好きなのでちょっと惹かれている秘書Nです。

 

 

ここまで見ていただきありがとうございます!

次回もまたゆる~く医局の情報をお送りしたいと思います。

以上、秘書Nでしたニコニコ