東本願寺を出て七条通りを
西におっちらおっちらと歩いて
堀川通まで来たら堀川通を北側へと少し歩けば
東本願寺のお隣さんの世界遺産の西本願寺です。
京都 堀川通
西本願寺の方は、多くののぼり旗が立てられていて
慶讃法要を凄くアピールしているようですが
東本願寺も慶讃法要の期間中は、
同じ様にのぼり旗が立てられていたのかも知れません。
西本願寺 御影堂門【重要文化財】
御影堂の正面にある御影堂門は、
西本願寺の正門。
正門にしては規模が小さく感じたならば
東本願寺の御影堂門がデカすぎるだけで
西本願寺の御影門も立派な門です。
一旦正門の御影堂門を通り過ぎて
北側に少し歩いていきます。
西本願寺 阿弥陀堂門【重要文化財】
西本願寺は、今回が二度目の拝観で初拝観が
2013年の6月の終わりか7月の初めの頃。
その日が今に続く名所巡りの出発点となっていて
この阿弥陀堂門の前の石橋の欄干に
寄り掛かり写真を撮ったのが
西本願寺での最初の一枚だったと思うんですよね。
西本願寺 太鼓楼【重要文化財】
1760年に再建された太鼓楼は、北集会所と共に
幕末の際には新選組の屯所となっていました。
北集会所は、1873年(明治6年)に
兵庫県姫路市亀山の本徳寺の本堂として
移築されています。
御影堂【国宝】と目隠塀【重要文化財】
通称『目隠塀』と呼ばれる一文字塀は、
大通りに面した格式のある神社や仏閣に
設けられることが多く、
大通りから境内を覗かれるのを防ぐためのものです。
西本願寺 御影堂【国宝】
西本願寺の御影堂は、
1636年に再建されたもので
南北62m、東西48m、高さ29m。
西本願寺 大銀杏【京都市指定天然記念物】
御影堂の前にある見事な枝振りの銀杏の木は、
【京都市指定天然記念物】
樹高は、高くありませんが枝振りが見事です。
栄養が幹より枝に多くいっちゃったみたいで
私が知る銀杏の木ってこんなに枝が太くなって
横に広がらないんですよね。
銀杏並木のやつは、枝を剪定しているからああで
自然の形は、こうなの………いや、違うよね。
西本願寺 手水舎【重要文化財】
西本願寺と東本願寺の手水舎も
手水鉢の形状も境内の配置も似ていて
龍の像だけが少し違うように感じるんですよね。
巨大な木造建造物の阿弥陀堂と御影堂の形状も
配置もほぼ同じで、違うのは建物の名称が逆なだけ。
セブンイレブンの隣にヘブンイレブンが有る感じで
仲違いをして分立した東本願寺が
ここまで西本願寺に似せたのは何故なのか。
阿弥陀堂【国宝】(奥)と御影堂【国宝】(手前)
境内の隅々にまで
法要の読経の声が届いています。
西本願寺 阿弥陀堂【国宝】
西本願寺の阿弥陀堂は、1760年の再建で
南北45m、東西42m、高さ25m。
東本願寺の御影堂と阿弥陀堂は、重要文化財で
西本願寺は、国宝に指定。
西本願寺 経蔵【重要文化財】
重要文化財の経蔵は、1678年に再建。
経蔵には、あの天海僧正の開版された
天海版一切経(大蔵経)
656函、6323巻が納められています。
西本願寺 安穏殿(ブックセンター)
安穏殿が建つこの場所には、
新選組が太鼓楼と共に屯所として使用していた
北集会所がありました。
西本願寺 天邪鬼
西本願寺の建物には、
建設に関わった職人の遊び心がちらほらと見られ、
御影堂の正面の天水受けでは、
天水受けを背中で支える
天邪鬼と呼ばれる二頭身の石像を見ることが出来ます。
仏教では天邪鬼は、人間の煩悩を表す象徴として
四天王等に踏みつけられている悪鬼。
この悪鬼は、四天王の代わりに
堂宇に踏みつけられているので
月に代わってじゃなくて
四天王に倣ってお仕置きよ!かな。
西本願寺 慶讃法要休憩所
西本願寺の特別公開の開始時間まで少しあるので
特別に設置されていた白洲休憩所で一休憩。
この休憩所では、
ファミレスのドリンクバーのような装置で
温かいお茶か冷たいお茶を無料で頂けたのが
有難かったあ。
西本願寺 龍虎殿
西本願寺 虎の間玄関
午前の法要に参加した信者さん達や
私のような一般の参拝者らや
バスガイドさんが引き連れた団体さんらが
列に並びます。
今回の京都名所巡りは、
西本願寺の書院と飛雲閣の特別公開を
目当てに来たのでこれさえ拝見し終えたら
神戸に帰っても良い位なんですよね。
五月は、他の場所を訪れるつもりだったのですが
西本願寺の書院、飛雲閣の特別公開を発見して
予定変更。
しかも今回の特別公開では、
公開されても撮影禁止となることもある
飛雲閣の撮影ができると聞いたので
もう五月の京都名所巡りは、
西本願寺を中心に組み直したんですよね。
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