超速の逮捕劇 | 神戸カウンセリング花時計

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2004年 
東京江東区の郵便局に押し入った男が
局員に「どろぼうー!」と叫ばれたことで
一目散に逃亡しました。

丁度その時に近くの銀行で強盗訓練をしていた
城東署員が騒ぎに即応して
現行犯逮捕となったのですが
犯人の男が郵便局から逃走し逮捕されるまで
約3分の超速の逮捕劇となりました。



犯人の男は、銀行や郵便局に押し入る前に
十分下調べをして予行練習も繰り返し、
犯行に及んだと思いますが
警察署員らの強盗の訓練の予定までは
調べがついてなかったようですね。


物事には予想外の出来事がつきものとは言え、
一つの銀行の支店での銀行強盗訓練って
年にどれ位の頻度で行われているのか知りませんが、
犯人の男にとっては、
想定外も想定外の出来事だったでしょうね。


良く駄目なことは失敗することではなくて
失敗を恐れて何もしないことなんて言われますが、
失敗した際の代償が大きく、
しかも勝算が高くないような場合に
ドヤ顔で失敗を恐れずになんて言えないですよね。


誤答しても少しの間起立していれば
再びクイズに参加できるような
パネルクイズ『アタック25』ならば
失敗した際の代償も小さくて済むし、
あれはそもそもアタックしなければ
何も始まりません。

何にしても事前に失敗した際の
リカバリーの準備をして
代償を小さくする算段をしておくことは
アタックするのと同じ位に
重要な事のように思えます。


ちなみに強盗罪は、
銀行強盗のような場合だけでなく
万引きをしたことが店員に見つかり
逃走を阻もうとした店員を
突き飛ばした場合にも万引き(窃盗)から
強盗へと罪状が変わる可能性もあり

突き飛ばした店員が怪我をしたら
さらに強盗致傷罪なんて言う
凄く重そうな罪状となるやもしれません。

なのでただの万引きだからと軽く考えて
発覚した際に往生際が悪いと
「何でこんな大事に。」と
想定外の結末になることも。


失敗に失敗を重ねたり
嘘に嘘を重ねて事態や立場を
どんどん悪くしてしまうようなことは
したくないものです。



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