呪術 | 神戸カウンセリング花時計

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催眠療法&心理療法
悩みの解決やストレス解消、日常の出来事や思いついたことを自由気ままに掲載



1967年 
高知県で29歳の男が
19歳の女性を呪い殺してもらおうと
祈祷師に依頼していたことが発覚しました。

男の目的は、
女性の1千万円の生命保険金を
手に入れるためで祈祷師への依頼料は、
78万円だったとのことです。




以前にも紹介させて頂いたものに
ドイツのミュンヘンで
恋人に捨てられた女性が
自称『魔女』に復縁を依頼したのですが
効果が全く現れないので魔女に
代金の返還を求めた訴訟がありました。


日本にも同じような出来事があっても
不思議ではないと思っていましたが
やっぱあったようですね。


なんでまた効果があると思うかなあ。
そんでまた祈祷師も請け負うかなあ。

この祈祷師も請け負った時点で詐欺師確定で
依頼する方も受けた方もアウトで
安っぽいコメディ映画の世界のようです。


昭和29年頃に男女関係の縺れから
男性を恨んだ女の呪術によって
実際に体調を崩した男性がいて
呪いをかけた女が脅迫罪で
逮捕される事件があったようです。


では呪術なんてものが
実際に効果があるかと言うと
呪術そのものには何日続けようが
何の効果もありませんが
間接的に効果を発揮することがあるだけです。

ターゲットが呪術を受けていると知り、
ターゲットがそれを酷く気に病むような
人物である場合のみ何らかの効果を期待できます。


なので本気でターゲットを
苦しめてやろうなんて思うのなら
ターゲットの玄関の扉に
呪いの言葉や恨みの言葉を書いた紙を
貼り続けたり
連日、文句の電話をかけ続けたり、

2020年に
イギリスの女がやったように
交際を拒否された男性に
豚の首を送り付けたり、

呪いの人形を送り付けたりする方が
効果としては遥かにあるのはあるのですが

もうこうなると最早呪術じゃなくて
ただの迷惑行為であり脅しなので
脅迫罪等で逮捕されるのは確実です。


ただ誰にも知られず密かにやり続ける
本格派の呪術は、
ターゲットをやっつける効果はありませんが、

本人が呪術をやり続けるうちに
『私は何をやっているんだろう。もういいか。』

自分の心に芽生えた
おぞましい人を呪う気持ちを
昇華出来る可能性が
あるのではないかと思われます。

なので本来の呪術の真の目的は、
誰かを攻撃するようなものではなくて
自分の心を浄化するためのものだったと
私は勝手に思っています。



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