5月16日に「会」の第4回定期総会を行いました。 | 神戸電鉄「粟生線の会」のブログ

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神戸電鉄粟生線の存続を求めて活動している沿線住民有志の会の「神鉄粟生線を残して」の発信を行っています。

5月16日(土)午後2時から神戸市西区桜が丘のジョイフル集会所で「公共交通神戸電鉄粟生線/沿線住民の足を守る会」の第4回定期総会を行いました。
会代表あいさつ、経過報告、会計報告、活動方針、予算案、役員選出などを行いました。
とくに、この総会では「粟生線活性化協議会」の「上下分離」をめぐる神戸電鉄と三木市を筆頭とする行政側との確執が取り上げられました。
3月30日に行われた第23回の活性化協議会では、神戸電鉄が活性協会長の北井信一郎三木副市長の許しを得ずに資料を提出したことと、4年会長を務めてきたことを理由に辞任を表明、4月28日の第24回活性化協議会で辞任が承認されたとのこと。
神戸電鉄は昨年の3月に「提案」として、“上下分離”をふくむ神戸電鉄粟生線地域公共交通総合連携計画の改定を要求、これに対する回答が出されたが、その内容に意見があるようです。
しかし、どのような内容でやりあっているのかいまひとつ不明であり、市民不在で神鉄後行政の間でやりとりが行われているようです。20150516第4回総会2
上下分離に対する態度については、三木市は①資産の買い取りと維持管理経費が財政的に大きいこと②神戸電鉄が運行事業から撤退を安易にすることが懸念されるとして上下分離を否定している一方、小野市は市長が就任直後の記者会見で「分社化や上下分離も含めて議論を進めるべき」と前無私な姿勢。神戸市はまだ態度表明していないのではないかと受け止めているが、こういう到達のなかでの活性化協議会でのやり取りが行われている模様です。
総会では、神鉄の関係者もプライベートな立場で参加されていて、神鉄の現在の取り組みや、粟生線の困難になった背景などについて説明されました。20150516第4回総会1
「会」は今後どう運営していくかしっかりと相談をしながら前進を図っていきたいと思います。