昨日は午後から近畿情報の見学会に行った。前の学校の卒業生や今の学校の卒業生など懐かしい顔を見ることができてうれしかった。家に帰ってニュースを見ると八村塁選手がNBAドラフトで上位指名を受けたことを知りうれしかった。NBAのドラフトにかかること自体がすでにスターになっていることの証だがプロとしてのキャリアはこれから始まるわけだからがんばってほしい。

 もう随分前の話になるがアメリカの大学に留学していた時、プロのサッカーチームで働いている女性の話を聞くことができた。そのチームはワールドカップに出たことのあるようなスター選手の集まりだったが、努力の仕方は人それぞれだったそうだ。熱心にトレーニングを積む選手もいれば昼間から酒浸りの人もいるらしいとのこと・・・

 バスケのことでもジミーバトラーがNBAに入る前にトレーニングをしたというトレーニングアカデミーのトレーナーの話も聞くことができた。ジミー・バトラーはその当時ディフェンス力には定評があったが得点力が課題だったそうだ。ディフェンス力を買われてNBAしたようなものだったらしい。その後の努力があったからこそ今の彼があるとおもう。

 ラプターズの優勝を振り返ってみても昨年までコーチされていてチームの基礎を作ってきたケーシーコーチの功績やMVPのカワイ・レナード選手も昨年まで在籍したスパーズで選手としても基礎を作ってこられたのだろうなと感じている。

 NBAファイナルを振り返れば第5戦で決まっていたらカワイ・レナードの伝説のファイナルになったのだろうがあそこで勝ちきれずに第6銭までもつれこみそこでホームのウォーリアーズに怪我が続き勝手にころんでしまったようなシリーズになったのはなんだか不思議なシリーズだった。

 ラプターズでいえばドラフトにかからなかったバンフリートがファイナルの中で存在感を高めていき、優勝に大きく貢献したのが印象に残った。そういう意味ではすでにNBAでプレーしている渡辺雄大選手にも大いに期待したいと思う。