お好み焼聖地巡礼:広島風お好み焼編:みっちゃん総本店(八丁堀)
広島県内に2000店あるとされる、広島風お好み焼き屋の元祖の一つである。
広島風お好み焼きはみっちゃん総本店の井畝満夫と、善さんの中村善二郎が元祖といわれている。その
みっちゃんである。大きく分けて総本店系・中央通り店系・いせや系の3つに分かれているが、今回は
その総本家である、みっちゃん総本店。その歴史もさることながら、ここで修行して世に出た広島焼(本来は広島風お好み焼きとするのが、広島人に対する礼儀であるが面倒くさいので広島焼とさせていただく)の名店の店主も多数輩出している。
平日の昼間でも、満員。OL,サラリーマンまでどかっとやってくる。
すわるやいなや、「肉玉そば」「イカ玉」などとと一言言って、そこらにおいてある雑誌や漫画を読み出す。
あまり広島人は関西人のようにベチャクチャしゃべらない。
相席は当たり前で、これは以前に紹介した平壌冷麺と同じ、素晴らしい庶民の町ならではのシステムだ。
みんな仲良く、お高くとまってないところが潔い。
出されたら、黙って黙々と食べて、とっとと帰る。
それが、みっちゃんの正しいスタイルだ。
味に関していうと、本当に「ザ・広島風お好み焼」
直球ど真ん中。
何が変わっているというのでもなく、ズドンうまい!なのである。
「肉玉」とあるが、これは、豚肉と卵が入っているという意味である。
関西で肉というと、イコール牛肉で混乱を招くのだが、広島では肉玉は豚肉なのだ。
これは、東京にイって豚マンといって「は?」といわれるのと似ている文化的差異だ。
東京では豚をつかっていても関西人は「肉マン」といわなければならない。
かつて、所沢のコンビニ店員とそれで意思疎通ができなかった苦い経験を思い出した。
ソースはみっちゃんオリジナルのソースだが、イラチの関西人に説明するのに
早い話オタフクソースの親戚的な甘いソース
これこそ奇をてらわぬ毎日でも食べれるデイリーな味。
地元人から愛され続けている理由なのだろう。
みっちゃんは広島人にとっては心のふるさと。わが店の目指す究極の姿だ。
