学生時代にある先生から
こういう話を聞いたことがある。
仏教では、生きる者は
■地獄界
■餓鬼界
■畜生界
■修羅界
■人界
■天界
■声聞界
■縁覚界
■菩薩界
■仏界
の10種のカテゴリーに分類されるそう。
むろん我々は人界で生きているわけだが、
たまに畜生とか餓鬼のレベルにいるダーク
な人間に遭遇することもある。
もし、そういうダークな心をもった人間に遭遇
したとしても大事なのは、自分の心を乱さない
ことだ。徳の高い素晴らしい人がいれば、
その行いを真似すれば良いし、悪人を見れば
真似しないこと。
大事なのは、悪に遭遇して惑わされ人間不信
にならないこと。人生の試練は罰ではなく、己
の魂を向上させるためにあるのだと。
今更ながら亡き恩師の言葉が身にしみる。
心乱さず、ただひたすら徳を積む。
誰が正しいとか、誰が間違いとか、
そんなことは重要ではないのだ。
自分が正しい行いが出来ているかどうか?
それが大切なことだと私は考える。
何を言っても、何をやっても、
天の神様は全てお見通しなのである。