進学のために奨学金を利用している方は多いと思います。ですが、この奨学金の返済が辛いという方も同じく多いでしょう。

 

在学中はもちろん返済は不要ですが、その返済がはじまるのは卒業後。具体的には卒業した年の10月27日頃から返済がはじまります。

 

この奨学金、「思うように返済が進まず、滞納している…」という声もよく聞きます。

奨学金が返せない時には、「返済期限猶予制度」「減額返還制度」といった制度があります。(いずれの制度も要審査。年収要件などがあります)

 

返済期限猶予制度

一時的に返済を遅らせる制度です。

適用期間の上限は、通算10年(120か月)です。

 

 

減額返還制度

毎月の返済額を減らせる制度です。

返済期間を延ばすイメージです。

今までに延滞がなかった人が対象となり、

  • 口座振替で返済している
  • 月々返済のみ

となります。

減額幅は、2分の1、もしくは3分の1。

適用期間の上限は最長15年(180か月)です。

 

月々の返還額を少なくする(減額返還制度)|日本学生支援機構

 

奨学金を滞納するとどうなるか?

  • 延滞金が発生する
  • ブラックリストに載る(3か月以上の滞納)
  • 保証人に請求がいく
  • 一括請求される(9か月間滞納)
ブラックリストについては以下の記事も参考にどうぞ!