神戸高校ボート部男女学生各位
これまでの練習では、基本的な漕ぎ方、『加速のリズム』を習得することができました。次のStepに移るべく、推奨動画を連絡します。
1)シングルスカル、ポルトガル人17才Andre Pintoです。最初の0~3分、特に1分5~55秒の解説を理解してください。低いレート19ですが、catchでのブレードワークとcatch姿勢、レッグドライブがとても上手い。catchのロスが少なくcatchのレンジがとても長く水平に漕いでます。Aramさんが興奮しながら解説してくれていてとてもわかりやすい(最初の3分の英語は聞き取れますよね)。ここまでcatch直後が水平な選手はなかなかいない。是非とも真似して下さい。最初はリズムの真似から!!!
2)動画の3分以降では、レートを36に上げると漕ぎが粗くなってしまいます。低いレートで折角トレーニングを積んだのに、レートを上げると漕げなくなる典型的な例です。私も過去にこのような症状を何度も見てきました。理由はいろいろありますが、支配的な理由は7分25秒前後に説明されていますが、フォワード中にcatchの姿勢が十分にできずにシートスライドを始めているからです。
最後に。1年生の皆様、これからボートも勉強も頑張ってください。古い話で恐縮ですが、30年前の私の経験に基づけば、個人の家庭での勉強の進捗は学校より少なくとも半年から1年先行した状態を維持するべき。受験勉強の最大のピークは高3の7と8月。9月末には全ての勉強を完了させ、2か月かけて広範囲に見直しし、12月上旬にはいつ受験しても受かる状態に持っていく。ここから受験まで時間的精神的に余裕たっぷりの状態で、取りこぼしのないように万全の対策を行う。という方法をとりました。しかし今ならもっと先鋭的な方法があるはず。また、志望の大学は高2のうちに見学しておいて下さい。
神戸高校ボート部コーチより