こんばんは。
日曜日も終わりましたが、皆様はどんな週末を過ごされましたでしょうか?
今日は何故か眠れない夜を過ごしております。

以前は、明日から仕事だと思うとブルーになったものでしたが、ここ最近は週末がとても虚しく、早く仕事がしたいとまでは思わないものの、忙しくしていると気が紛れるので、平日が恋しくなってしまいました。
今、私はMAKOと暮らしていた家に一人で住んでおります。この家はMAKOのお母様の持ち物です。
4月からも勤務地は変わらず大阪ですが、近々この家を出ていく事になりました。
MAKOが亡くなったら、当然ながら、一人でここに住み続ける事は出来ないと思っていましたが、いろいろな事情があり、お母様がこの家を解体する事になったもので…

思えば倉敷から戻って、はや6年。一緒に暮らした家なので、語り尽くせない程のたくさんの思い出が詰まっています。
いろんな事が走馬灯の様に頭の中を駆け巡抜けて行きます。でもなぜか楽しい思い出しか浮かんで来ないのです。

この週末は本来なら、新しい住み処を探しに行くつもりでしたが、体調が今一つだったのと、そんな物思いに耽ってしまい、どうしても足が前に進みませんでした。

今週はお母様と叔母さんが何日かかけて、MAKOの服や鞄や靴等の遺品を整理していただきました。
お洒落(オサレでしたね)が大好きな彼女でしたから、それはそれは山のような量でした。

本来は私の仕事でもあるので、他の遺品は少しずつ整理してはいたのですが、服等の身に付けるものは、魂まで消し去ってしまう気がして、手が付けられなかったのです。

現実は現実として受け止めて前進しないといけないのですが、MAKOの足跡がどんどん消え去ってしまう、何とも言えない複雑な思いがしている今日この頃です。
こうして遺品は処分する事になりますが、今の私には捨てられないものがいくつかあります。

写真もそうですが、昨年の結婚記念日にMAKOがくれた手紙がそうです。
記念日旅行の後に入院した時に渡してくれたものです。
短い手紙ですが、結婚記念日を祝えて嬉しかった気持ちと、私への感謝の気持ちが彼女の言葉で記されています。
その時は嬉しく受け止めていましたが、今は見るたびに涙してしまいます。

あともうひとつ、大切にしているものがあります。

以前のブログにもアップされていましたが、私は彼女がサラサラっと書いたイラストがとても好きでした。MAKOは字もとっても綺麗でしたが、絵もなかなか凄いんです。
私は絵は全く才能がないので、彼女にリクエストして時々書いてもらっていました。

今でもいくつか残していますが、最後に入院していた時にメモ用紙に書いてくれた、結婚式の時のイラストがとても印象的です。
これは私がリクエストした訳でなく、自分から書いたものです。
だんだん増していく痛みと苦しみの中、どんな気持ちで書いていたのか?と思うと切なくなります…

今は冷蔵庫の扉に貼っていますが、皆様にも見ていただきたくて。
でもはじめてなので、もしも上手く添付出来ていなかったらすみませんガーン

(MAKOスマン!あなたの絵をアップしてしまうけど、怒らないでくれよ~)

MAKOの"おやつの時間ですよ~"-2012031823440000.jpg

少し見えにくいと思いますが、私達二人の雰囲気は上手く表現されています。
こんなに美男美女だったかなぁ?
でも、あの時は本当に嬉しかったね!

いつまでも大切に残しておきたいものって、ありますよね?


いつもながら、長くてとりとめの無い内容になってしまいました。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

今週はお彼岸なので、火曜日にお墓参りに行きます。また報告させていただきます。