成長期の野球選手は体が未発達であり、投球の際に肘に負担がかかりやすく
ケガをしやすい時期です。
この時期に起こりやすいケガの一つに野球肘があります。
野球肘には様々な種類がありますが、その中でも
離断性骨軟骨炎(OCD)は特に注意をしなければならないケガの一つです。
離断性骨軟骨炎は症状が悪化すると肘関節の骨が変形してしまい、
野球だけでなく日常生活にも支障を来たしてしまうことがあります。
そのため、症状が悪化する前に治療を行うことが大切です。
しかし、離断性骨軟骨炎はほとんど初期症状がなく、
痛みや肘の違和感などを感じて病院へ受診した際には
変形が進んでいて手術が必要な場合も少なくありません。
そのため、怪我の早期発見を目的にエコー検診等で
定期的に確認することがとても大切です。
全国でも早期発見を目的に「野球肘検診」が盛んに行われています。
当院でも
2020年2月9日(日)13時から野球肘検診を無料で開催することとなりました。
内容は「医師によるエコー検診」と
「理学療法士による身体検査」を行う予定です。
お問い合わせ・お申し込みはEmail:rehabilitation@kobe-kaisei.org
ご連絡ください。
神戸海星病院
理学療法士