福祉住環境コーディネーター神戸リビングケアＫＲＫの山下智砂子です。皆様おはようございます。今朝もすがすがしいお天気で元気が出そうですね。一日頑張って参りましょう～。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ* 手軽に出来る戸建住宅のリフォーム ☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
●事例
・Ａさん ５２歳 女性
・脳梗塞のため右半身麻痺、左半身にも軽い麻痺があります。相手の言葉は理解できますが自分からは
話せません。
・歩行は手すりがあれば伝い歩きが可能です。
・入浴も手すりがあればなんとか自立で行うことができます。
●問題
・夫が介助しています。
※トイレや浴室に手すりがありません。
※トイレは和式です。など
●改善策
「手すりの取りつけ」
・Ａさんの部屋からトイレ・キッチン・浴室への移動のためと玄関での出入りの補助のために手すりを
取り付けます。
→握った時の感触から木製のものが良いかと思います。
・トイレは内側に段差があり狭くて動きにくいので、全面的にリフォームした方が良いと思われます。
→手すりの取りつけと和式便器に市販の据置式便座をかぶせ腰かけ式にします。
・浴室内に金属製パイプの手すりを取り付けます。
→建物が古くて壁のモルタルがもろくなっていたので。固定が困難。
→浴槽の上に入浴の補助用具として腰かけ板をのせ（バスボード）脇に椅子を用意します。
※※部分的にごく簡単な工夫をするだけで、あまり費用もかからなく、日常的な動作はほば自力で
出来る様になりますね。
◇◆次回は安全に暮らすためのリフォームについてです。
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