福祉住環境コーディネーター神戸リビングケアKRKの山下智砂子です。おはようございます。ゆっくりとした日曜日、皆様素敵な一日になりますように。
*☆*:;;;:*☆*:;;;: 先天性筋ジストロフィー症の方の浴室環境を考えます *☆*:;;;:*☆*:;;;:
●事例
・Tさん 男性 9歳
・先天性筋ジストロフィーによる四肢筋力低下、てんかん発作
・改善前のADL:屋内移動は座位移動できます。屋外移動は電動車椅子自走。排泄・入浴は
全介助レベルです。
・介護認定/障害等級:身体障害者手帳2級
・介護者:母・妹
・家族構成:父45歳 母44歳 妹7歳
・住宅状況:木造2階建ての築30年
※Tさんは5歳で筋ジストロフィーを発症しました。6歳までは立位および歩行が可能でしたが8歳の時に
てんかん発作が出現、以後は在宅で服薬加療中です。(福祉のサービスは受けてません)
「入浴に関して」
●入浴に関しては座位移動が可能な時期には介助者も見守りレベルで洗い場までの安全な移動を
確保していきたいです。
●身体機能が低下してきて座位移動が困難になった時には車椅子の活用を視野に入れていきます。
「浴槽利用に関しては」
●Tさんの体重が軽いためしばらくはシャワー浴や抱え介助でも対応できます。がこの先に備えて
母親一人でも浴槽利用が出来る環境にしておきたい。
※身体機能や移動方法の変化に対応するために→浴室の拡張や扉の変更案を伝えます。
※福祉用具を設置したときの実際の介助スペースや車椅子を設置するスペースなどの確認をする
ためのシュミレーションも大切です。
◇◆次回は糖尿病者の自立を図り介護負担の軽減を考える。
神戸リビングケア 代表 : 山下智砂子
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