膝折れと装具についてお話します。 | 福祉住環境コーディネーター☆住まいリフォームプランニング

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福祉住環境コーディネーターが語るいろいろブログ 神戸リビングケアKRK 山下智砂子

福祉住環境コーディネーター神戸リビングケアKRKの山下智砂子です。今日も暑いですが、良い1日を過ごしましょう~。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇膝折れと装具について◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


●「膝折れ」

立位にて体重負荷な時に抗重力筋、特に膝伸筋の収縮が得られない場合に膝折れが生じます。


●「訓練」

片麻痺の場合は患側に体重支持を行わせると姿勢反射などの影響で反射的に大腿四頭筋の収縮が得られることが多い様です。これが困難な時には立位にて筋腹にtappingを行ってたり膝関節に圧縮を加えながら体重支持の訓練を行います。


●」装具」

短下肢装具ロッド入り足継手2方向ばね制御付を使用して5~10°の尖足位で足関節に前方制動をかけることで膝の安定性が得られます。膝の固定装具も使用されます。→この際は、膝を軽度屈曲位に保持することが重要となってきます。


※膝折れを防止するための装具

A足継手を底屈位に保持するように背屈制限をつけた短下肢装具

B膝を屈曲位で固定した長下肢装具(歩行訓練のためには膝を伸展位にしてはいけません)

長下肢装具は患者さん自身によって装着が困難なであまり実用的ではありませんがやむをえず使用する時は膝継手を軽度(20°~30°)屈曲位にて製作します。→立脚中期で重心の上昇を防ぎ体幹の前方移動が行いやすく遊脚相で振出しが容易になります。ひきずり歩行が改善します。


◆◆次回は膝関節屈曲拘縮についてお話します。


前回の「片麻痺に対する装具」をまだ読んでない方のために

こちらをどうぞ



http://ameblo.jp/kobe-itiosi-chisako/entry-11313806556.html


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