私が大学院時代、病院勤務医の夫と二人の保育園児を残し、研究のために毎月1~2回2泊3日の出張をしていた。

そのときの乗り切り方をこ紹介したい。

(1)日程の調整:夫の当直やカンファレンスがないときを選んで日程を調整する。

(2)万全の準備:保育園に預けている子供は、出張前は早目に迎えにいき、子供の体調を整えておく。

留守中の食料、着替えなども夫とともに準備しておく。

(3)保育園をフル活用:留守中、子供は延長保育を利用し、夕食も保育園で済ませ、帰宅してからは入浴して寝るだけで済むように手配しておく。

(4)連絡はまめに:出張先からは、毎日必ず電話をいれ「子供がいうことをきかない」と機嫌の悪い夫を励ます。

(5)帰宅後もうひと踏ん張り:帰宅後、信じられないほど散らかった家の片付けが待っていた。

思わず怒りがこみあげるのをぐっとこらえ、夫に感謝の気持ちを伝える。

準備とあと片付けが出張と同じくらい大変だったが、たまには実家の母にも応援をたのみ、家族の協力と保育園に支えられて実現した私の出張生活だった。

永田診療所