関東地方では、知事の要請を受ける形で、緊急事態宣言発出の検討に入ったらしい。
今回の緊急事態宣言は、飲食店の時短営業を主とした対応となり、学校が一律に休校になることはない(と今のところはされている)。
今年度、第1回をむかえる大学入学共通テストが2週間後に迫っている。こちらも、緊急事態宣言が出ても中止にはならない(と今のところはされている)。
大学入学共通テストに限らず、入試がある以上は、教育界が止まることもない(と今のところはされている)。
しかし、ここに少し不安がある。
いま、各地の学校でクラスターが発生している。クラスターとなれば、その学校は休校となる。その間に、校舎などの消毒がなされる。
もし入試直前に休校になれば、生徒の学習の場が奪われることになる。もちろん、感染したり濃厚接触者と認定されたりした生徒は言うまでもない。
人の問題だけではない。その学校の校舎は入試会場として使えなくなる。ハード面での問題が生じる。
大学入学共通テストと近い日程で、近畿圏の私立中学の入試がある。これも入試会場として使えなくなる。
感染防止対策は万全に施していても、ここまで広まっていたら、リスクをゼロにするのは不可能だろう。
この先、どうなっていくのだろうか。
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