先生からの暑中見舞い | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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娘の小学校の先生から暑中見舞いが届いた。クラス全員に出しているのだろう。昨年も担任は別の先生だったが届いた。学校の方針だと思われる。

 

幼稚園からも届いた。これも毎年だ。

 

だから、我が家では、暑中見舞いのハガキをあらかじめ準備している。で、先生から届いたら、娘に先生宛の暑中見舞い・残暑見舞いを書かせる

 

今年は長崎でイルカウオッチングをしてきた。その乗船時におまけとして、イルカウォッチングで見られるイルカの群れの写真が入ったハガキをもらった。妻はそれを先生宛の暑中見舞いように取っておいた。だから、今年は、夏の旅行の想い出を書いて、先生に暑中見舞いを出した。

 

ところで、いったいどのくらいの児童が先生に暑中見舞いを出しているのだろうか。

 

妻によると、昨年の2学期、授業参観で学校に行ったとき、教室の後ろの掲示板に「ありがとう」と書かれて、2枚のハガキが掲示されていた。うち1枚が私の娘の出した暑中見舞い。ということは、2人しか暑中見舞いを先生に出していないと思われる。21人のクラスで2人。先生からの暑中見舞いに対する返信率は約10%であることがわかった。

 

いや、これ、ダメでしょ。

 

礼儀・作法。小学生だからしかたない、ではない。小学生だから保護者の問題だと思う。

 

なにも「先生は偉い人なんだからお返事を書きなさい」なんて前時代的なことを主張しているのではない。相手が先生だから、とかではなく、暑中見舞いをいただいたからには返事を書くというのが当たり前の礼儀だ

 

こういう社会性が薄らいでいるからこそ、やはり学校で子どもたちに教えておかねばならない。その子どもたちが親の世代になったときに、もらった手紙には返事のかける人になってもらうためにも。そのことを痛感した。

 

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