職員室でも「根回し」が大事 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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「根回し」というと、なんだかいやらしい響きがする。裏から手を回しておく、あまりよくなイメージの言葉。

 

だが職員室内においてこの「根回し」がとても大きな意味を果たすと思う。

 

何か新しいことを提案し、始めようと思ったら、多くの人の理解と協力が必要になる。まずは、管理職や部長級の人たちが「うん」と首を縦に振ってくれないことには始まらない。だから、会議に諮る前に、まずは責任のある先生方に、事前にあらましを打ち明けて、「いかがでしょうかね?」と意見を求める。意見を求めるといいつつ、その言葉の裏には「これで行かせてください」という強い意志をにじませる。

 

管理職・部長級だけではなく、ほかの教職員であっても、校務分掌で関連のある人には、会議で全体発表の前に、耳に入れておく。

 

こういった「根回し」がうまくいけば、会議でみんなが自分の案に理解を示し賛同してくれる人がたくさんいる。すると、スムーズに会議が運ぶ。

 

せっかくの自分のアイデア。「根回し」といっても、何が何でも自分の考えを曲げずに貫きとおすためのものではない。そこで意見をもらったら、取り入れて改良する。

 

そうすることで、多くの人から理解され、賛同を得られるアイデアへとなっていく。賛同が多ければ、会議の時間も短くて済む。

 

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