私のごく近所のおっちゃんの話です。
3週間ほど前、ごく近所のおっちゃんが「今まで長いことお世話になりました」と杖をついて歩いて挨拶に来られました。
「引っ越しか?老人ホームに入所されるのか?」と思いきや「いいえ。引っ越しもしないし、老人ホームに入所するわけでもない。私は間もなく93歳。これまで3回心臓の血管の手術を受け、年齢的にいつどうなってもおかしくないので最後の挨拶に来ました」とのことでした。
おっちゃんは自分の年齢を正確に言えたので、認知症でもなさそうで、高齢者にみられるうつ症状でしょうか。
そんなおっちゃんが杖をついてリハビリがてらノロノロ散歩しているところを先週の夜Jog中に会いました。
私は「これだけ歩けたら十分です。大丈夫ですよ。私の経験上、『死ぬ死ぬ』と言う人が死んだことありません」と励ましました。
すると、おっちゃんは「ありがとう。うちの息子は太っていてこの先とても心配ですが、元(もと)ちゃんはこれだけ走れて鉄人やねぇ」と私が毎晩走っていることを褒めて下さいました。
一昨日の夜、Jog中に会った時も「元ちゃんは元気やねぇ…」と同じやりとりになりましたが、私は「私、元ちゃん(私の弟)と違います。兄の方です」と訂正できず、「はい。鉄人でなくて変人です」と返事しました。
私のことを名は体を表すという諺の通りの元気な雄そのものの弟の方と間違っておられるのか?それともやはり認知症症状があるのか?
おっちゃんの前では私は元ちゃんでいることにします。
私たちは日曜早朝に垂水健康公園で視覚障がい者ランナーの伴走をしています。
少しの時間でも構いません。
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