先日、駅のホームで電車を待っていると、60歳台後半の女性視覚障がい者が乗る電車がわからず困っているところを見かけたので「何かお困りですか?」と声かけをしたら、私と同じ電車に乗って同じ駅で降りることがわかり、目的駅の改札まで手引きした数分間にあれこれお喋りしました。


その女性は「物が見えにくい状態から数年前に視力を完全に失って、家族には『一人で出かけるな』と言われている。でも、出かけたいし、体も動かしたいし、人と会ってお喋りもしたい」とおっしゃられたので、私は「家に閉じこもっていたら病気になりますよ。視覚障がい者も伴走してもらってフルマラソンを完走している人も大勢いるので、まずは歩く、歩くから早歩き、早歩きから走る」と、私達の練習会に参加することを提案したかったのですが、女性の家から比較的近くの某公園での伴走練習会に参加することをアドバイスしました。


わずか数分間で私が伝えたかったこと全て伝わったでしょうか。
某公園の伴走練習会に楽しく参加できたらよいのですが。


私達は日曜早朝に垂水健康公園で走っています。
連絡先はこちら↓
hatayuzou@yahoo.co.jp

世界遺産姫路城マラソン2026の応援に行きました。

現在55歳の私は3、4年前から走れば走るほど怪我が増え、私自身があちらこちらのマラソン大会に出ることよりも、走る仲間の応援に回ることにしました。
今回の世界遺産姫路城マラソン2026では姫路駅から歩いてすぐの姫路城近くやゴール手前の住宅街よりはJR姫新線播磨高岡駅から近くの一番苦しいであろう夢前川河川敷の34km付近。

トップランナー通過から5:30のペースセッター通過まで見届け、2月とはいえ4月中頃の気温の中、私が気づく前に私に気づいて手を振ってくれるラン仲間いたり、数年ぶりに再会したラン仲間いたり・・・と、まるで同窓会でした。

 

先日、大雪の中、マラソン大会で視覚障がい者ランナーの伴走をしました。

ラスト3kmは前方が真っ白、しばらく前が見えないくらいの風雪。

そんな大雪の中で伴走する初めての経験も無事にゴールまで導くことができ、安堵しました。

 

プレゼントは頂く、人に差し上げるのに絵画、書、陶器・・・と形があって使ったり見たりする人によって価値が変わる物よりは食べたら消える、使ったら消える物に限ります。

視覚障がい者ランナーの伴走ボランティアも走ったら消える、消え物のプレゼントと同じでしょうか。

 

心に残るだけが何より大事です。

先日、視覚障がい者のパラスポーツ選手の講演会に行きました。
障がいがあってもスポーツをはじめたきっかけ、モチベーションの保ち方、転倒して怪我をしても立ちあがる勇気、あれこれ質問に答える形のトークショーで、聞いていて響く部分がある一方、全く響かない話もありました。

響かなかった話とは「物が見えないせいで日常生活で困ることはありますか?」の質問に「ありません。一人で外出しても今はスマホのアプリの音声を頼りにどこでも行けるし、街中でたとえ困っても日本人は優しいから助けてくれる」と答えられたことです。
「優しいから助けてくれる」とは一体何様のつもりか?


少なくとも私はたまたま手が空いていたり、たまたま進む方向が同じだったりしたついでに手助けしたり、声がけしているだけで、「日本人の誰もがあんたらのために専属で動いているほど暇じゃない!」と毒を吐きたくなりました。
トークの時間が余ったのか、話のネタが尽きたのか、視覚障がい者が使う音声変換ソフトから流れる滅茶苦茶速く喋る言葉を「何と言っているのでしょうか?」というクイズを出されました。
我々健常者が音声変換ソフトの超早い言葉を知ったところで役に立つわけもないのと、私にとって音声変換ソフトの超速い言葉は黒板に爪を立てて引っかくくらい気持ち悪い音にしか聞こえず、苦痛でしかありません。


「皆さんの応援のおかげで強くなりました」と謙虚なスポーツ選手とは程遠い講演会でした。

元日、私はJogがてらに初日の出を見に行き、初詣もしました。


天気は快晴。

初日の出を拝んだ後、「いいことありますように」と神社で願い事をし、心新たに気持ちよく機嫌よく足取り軽く走って帰れたのに、帰った直後にパソコンを落下させて壊してしまいました。
元日早々からパソコンを使えないとは何とも退屈なことか。


ありきたりの正月番組を見て過ごすか、走って過ごすしかない新年のはじまりで、「こんなことなら初日の出も初詣も行くのではなかった。何のご利益もなかったではないか」と後悔するばかり。
痛い出費ではありますが、考えようによっては大怪我して病気になって体が壊れたのでなく、テーブルからパソコンを落としてパソコンが壊れただけ。
「お金で済むのなら初日の出も初詣もご利益があった」と考え直すことにしたら心が軽くなった正月でした。