土日の仙台・名取出張から帰ってひと息つきました。
いつもは70局くらいですが、今回の特番は全国91局のコミュニティFMでお聴きいただきました。

前日にみんなで名取市を車でまわり、見たこと、聞いたことを思い浮かべながら、番組を進めました(運転はMUSICBIRD Oプロデューサー)

会社員でしたが、震災後、市議会議員になられた荒川洋平
さん(名取市閖上(ゆりあげ)ご出身)

お菓子屋さんでしたが、町の消防団員として避難を呼びかけ、生死の境を越えて自分だけ生き延びたことに、おかしくなるほど苦しんだという高野さん。
今は商工会に勤務。語り部活動については「辛いけれど、伝えなければ」と。
(閖上さいかい市場
「おそうざい工房 匠や」さんにて)

仙台ご出身のフリーアナウンサー長野淳子
さん。黙祷前に朗読をしてくださいました。
れすれになっています。まわりはなんにもないです。
岸田さんも「群集をのみこんだ 都会(まち)の悲しみの渦の中に コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむ僕の唄よ」という3番の歌詞が震災後ずっと歌えなかったことなどをお話しながら、ライブ。
会場がひとつになりました。
仙台のコミュニティFM局、RADIO3
の青木朋子さん、鈴木美範さん、
めおと楽団ジキジキ
さん、なとり災害FM
の北村有紗アナ、前復興大臣政務官の橋本きよひとさんみなさんありがとうございました。
会場は、ショッピングモールの中の特設ステージでした。
2時46分の黙祷の時、私は進行の都合上、目を開けて時計をみていなければなりませんでした。
ほんの1分前まで、みなさん、おしゃれして、楽しそうにショッピングしていたので、地震なんて、津波なんて、そんなことは無かったんじゃないかと、一瞬錯覚してしまいそうになりましたが、若い人たちや元気な子どもたちを含め、また吹き抜けのフロアの2階と3階にいるみなさん、全ての人の動きが止まり、深く頭を下げたり手を合わせたりしているのを見て、みなさんの心の中に計り知れない傷や忘れられない記憶と、深い想いがあるのだと感じ、声が出なくなりそうになりました。
これからも、同じ日本に、どえらいことが起こったという事実に麻痺しない努力をしながら、ラジオで、ブログで、お伝えしていきたいと思います。
最後に、この番組に関わる機会をくださったMUSICBIRDさん、本当にありがとうございました。
(おまけ)
めちゃくちゃ美味しかったので、お土産にしました。わかめと牛タンなども買いましたよ~



