おでかけのまえに

えほんのいりぐち 2019年3月号

 

著:筒井 頼子

絵:林 明子

出版社:福音館書店

ISBN:4834008541

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

読んだ年齢:2歳8ヶ月〜

ママお気に入り度:★★★★☆

ツブお気に入り度:★★★★☆

定期購読

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

完全にストーリーがある絵本。

かなり長い文章になってきた。

読み聞かせるのが大変とまでは言わないが、

こちらも真剣に文字を追わないと、

読み間違えてしまいそうになる。

 

あやこがさ、

出かける前に色々余計なことをしてくれちゃうわけ。

あんなのとか、こんなのとか、

結構めんどくさめなヤツを。

 

ごらぁ〜〜〜

 

と、私だったらキレる。

というか、

もはや絵本の中のあやこにイラッとしてる。

 

しかし、あやこのパパとママは、

「あらあら〜」ってな感じで、

叱ったりせず、穏やかに接する。

神?仏?

。。。。

 

わたし、ダメママかも。。

 

罪悪感を刺激されるんだろうな〜。

ママがこの本を読むとイラっとしているのがわかるのか、

ツブもあまり読んでと言ってこなかった。

 

正直、まだ言葉でうまくコミュニケーションが取れない時期や、イヤイヤ期に悩んでいる時には辛い本かも。

 

子供には悪気はなくて、

むしろ親の役に立ちたい、お手伝いしたい!

と健気に思っている。

そういう気持ちを汲んでやったり、

せっかくお出かけするのだから、

イヤな気持ちで台無しにしないようにしよう!と

ちょっと思えてきたのは3歳を過ぎてからだな〜。

それでもまだ全然ダメダメ。

 

この本を見るたびに、

罪悪感をツンツンされながらも、

気持ちを新たに子供と向き合おうと思う。

その繰り返し。