8月12日、天気予報では、
上野原は一日中降ったり止んだりだ、と言ってたが、
一瞬の雨は有ったものの、ほぼ曇りの一日だった。
だから、多少ビクビクしながらも八重山に行った。
と、なんとなく目に入ったのが、これ。
網目から透かして見たが、
何かがいる気配はするが、何だかわからない。
いつものように、まつさんの回答を待とう。
ファインダーを覗いていたら、こんなの物も。
そう、『トウチュウカソウ(冬虫夏草)』である。
鞍部に到る階段の途中には、
早くも、『センボンヤリ(千本槍)』の秋の閉鎖花が出ていたが、
千本もなく、これ一本だけだった。
写真では解り辛いが、今、ここでは、
『ヤブミョウガ(藪茗荷)』の花と実と、『フシグロセンノウ(節黒仙翁)』の花と、
『ウバユリ(姥百合)』の実が、一緒に見られる。
やっぱりダメだった、『ハナイカダ(花筏)』の実。
アチコチの株を確認したが、
どれも食べられそうにない。
これ、何だったっけ?
またいつものように、その内、思い出すだろう。ボケてなければ。
これ、形は『オトシブミ(落とし文)』なんだが、
長さが10cmもあるので、
中に何が入っているか、開けてみる度胸は無かった。
今年も落ち始めた、まだ青いドングリ。
歌碑の傍のテーブルの上と、
周りに落ちていたのを集めて撮ったが、
これ、嵐のせいで落ちたわけではなく、
『ハイイロチョッキリ(灰色短截虫)』という虫のせいで落ちたのだ。
その辺りの事情を知りたい方は、
昨年の我がブログ、 初秋の八重山アラカルト を、ご覧あれ。
下山途中、道をちょっと外れたところに、
蔓性植物がぶら下がっているのに気が付いた。
どうも、『テイカカズラ(定家葛)』のようだが、妙な物が…
解り辛いので切り取って見ると、
松葉のように2本ずつ対になっている。
帰宅後調べたら、『テイカカズラ』の実で間違いなさそうだ。
これは豆類と同じように、
秋になると弾けて、中から豆(種)が飛び出すらしい。
そういえば、枯れた鞘を見た記憶があるから、
しばらくしたら、また見てみよう。
本日も「八重山一人ぼっち」だったようだ。
…そして誰もいなくなった♪