日本の道100選:千葉県の巻 | こばじぃのブログ

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三軒茶屋から山梨県上野原に転居した【ぢぢぃ】のアレコレ

2022/6/1:サイドバーに、
上野原情報メディア「めためたUENOHARA」による、
YouTube「八重山と、こばじぃ」をリンクしました

千葉県の『道100選』も二つ。


まずは一番下(南端)から。

館山の海岸沿いを走る『房総フラワーライン』。

あっちこっちの観光案内を見ると、
第一・第二とあるようだが、本家?はこちららしい。


館山の観光案内HPに

こんな風な紹介ページが有ったが、
“花の道”と、“フラワーライン”がダブっているような気がするが…
まぁいいか。

で、さっきの地図のフラワーライン沿いの“平砂裏海岸”って、なんて読むんだ?
と思い、HPのタブをクリックしてみたが、読みは解らない。
“ひらすなうら”かなぁ…、なんて思いながら、ふとアドレスを見たら、
“heisaura”だった。

ここには、海岸特有の植物が自生しているそうで、
そのサムネイルの一部。

山野草のファンなら、
道も海岸も一度は訪れてみたい場所である。

ちなみに、 館山南房総観光サイト はこちら。



もう一つの『道100選』は、
先頭の地図の左上、“柏”のすぐ下にある、『常盤平さくら通り』


常盤平(ときわだいら)というのはここで、


『さくら通り』がこれ。

この道が選定された理由が、
市街地の道路でありながら、
20数年の歳月を経て、3.1kmに桜のトンネルを形成している。
とあるが、「どうして?」と首を傾げざるを得ない。

なぜならば、
“桜のトンネル”なんて全国どこにでもあるし、
“20数年…3.1km…”なんてのも、
わざわざ『道100選』にするような特別な理由ではないと思う。

決してイチャモンを付けるわけではないが、
千葉県には変わった街路樹の通りがたくさんあるのに、
なにゆえに“ここ”なのかが疑問なのだ。

例えば、西千葉や新松戸にはその名も『ゆりの木通り』があり、

こんな花の咲く樹が街路樹に採用されている。

“ユリ”に見えるかどうかはともかく、
高木にこの花が咲くと圧巻であるし、
別名“ハンテンボク(半纏木)”と言い、
これは、葉の形が“半纏”に似ている事から名付けられたもので、
花が咲いていなくても話題にできる。

また場所は忘れたが、やはり千葉の北西部(だったような…)には、
『ハンカチの木』という街路樹が並んでいる通りがあったし、

街路樹としてはポピュラーな『スズカケ(鈴懸:別名プラタナス)』

並木の道もあるというのに、
どうして“桜”?


ついでに、と言ってはなんだが、
この“常盤平”という駅は、
東京のベッドタウンであるのにもかかわらず、
意外に知らない人が多い。

それというのもこの駅、
新京成電鉄の一駅なので、
「京成って、東田を結んでる私鉄だろ?
で、その新しい線路が“新京成”だよなっ」
みたいな話になってしまうが、
実はチョット違うのだ。

元々は陸軍の運転練習用路線だったものを、
戦後、京成電鉄が払い下げを受け、
なぜか自社路線とはせずに、
『新京成電鉄』という子会社を作り、そこの路線とした物なのだ。

だから、路線図を見ると、

東京も成田もまるで無関係なのが解るが、
なぜ、京成電鉄の一路線にしなかったのか不明である。

ひょっとすると経営がうまくいかなかった時に、
簡単に放りだせるから、という理由だったのかもしれない。

ちなみに“しんけいせい”と入力して変換すると、“神経性”になってしまうので、
“しん”で一旦変換してから“けいせい”…と続けなければならないので、
面倒臭い。(まぁ、学習機能があるから一度だけだけど…)


話題が道路から電車に変わってしまったが、
この新京成電鉄って、探ると面白い話題が一杯だ。


次の『道100選』は、埼玉辺りかなっ♪