かつて、研究者を目指して活動していた小林裕一郎です。
私は学者になりたいと思っていた時期がありました。
その時の苦労話を一つしましょう。
論文を書くときに、最も重要なフェーズは「先行研究の調査・分析」だと言われています。
先行研究の上に自分の論が成り立つ、または先行研究で触れられていないからこそ
自分の説が意味を持つ、そう考えると、先行研究の偉大さを実感します。
敬意をもって、研究・分析をさせていただく必要があります。
ところが、かつての私は、先行研究の見つけ方がよくわからず、甘い調査に
担当教授から散々な言われ方をしたことがあります。
基本的には、自分がテーマにしようとしていることは、ほぼ研究がし尽くされていましたし、
どういう切り口でゴールをどこに設定するかは、非常に重要なことでした。
この基礎の部分が明確になっていないと、いくら論文を書いても、二番煎じとなって、
論文の価値は無に帰します。
今、調べてみると、こんなサイトがあるようですね。
(昔からあるのかもしれないですが・・・)
「researchmap」
https://researchmap.jp/public/about
これは、研究者のために作られたデータベースで、研究者とその業績を一元管理しているデータベースシステムです。
例えば、私の名前「小林裕一郎」をこのサイトで検索してみると、同姓同名の研究者の方がヒットしました。
小林裕一郎先生
https://researchmap.jp/kobayashiy/
このページには、小林裕一郎先生のプロフィール、顔画像、業績などが記載されています。
それによると、小林裕一郎先生は大阪大学 理学研究科 助教とのことです。
顔画像をみると、眼鏡をかけてらっしゃり、とても聡明なお顔立ちでおられます。
プロフィール(経歴)は、これまで歩まれてきた御足跡と、発表された研究成果(論文)が掲載されています。
このように、先行研究を調べるにあたって、このresearchmapというサイトは非常に有用と思います。
かつての自分にもこんな素晴らしいサイトがあることを教えてあげたいくらいです。
また将来、いつか研究の道に足を踏み入れることがあれば、このサイトを活用させていただきたいと思います。