バンコク大学で、英語のできない日本からの交換留学生 | 日本(タイ)からの生活情報

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バンコク大学で、英語のできない日本からの交換留学生
バンコク大学で長年日本語を教えてきた友人から以下のことを聞きました。
同大学の国際交流学部に日本の有名私立大学から8名の交換留学生が派遣され学んでいるが、その学生たちは英語ができないのです。それ故、担当教授はこれらの学生の扱いに困ってストレスを感じているとのことです。

今回は、このことについて深掘りしてみましょう。
そもそも、交換留学生は英語が必須で、できない学生は留学生として資格がないところですね。

タイ人の学生は、このような日本人学生に対して驚いているという。
なぜ、このようなことが生じているのか、担当の教授は当惑しているので、
以下のように説明してあげました。

まず、日本の大学では、海外大学との提携を結び交換留学生を送ることで、大学としての総合評価が上がるシステムになっています。
次に、提携校との調印をすると現地校に派遣することになりますが、実績という数字を上げようとするため、学生の資質、能力を考慮しないため、結果的に英語のできない学生も交換留学生として派遣されることになります。
 

一方、受け入れる現地校は、日本からの留学生を受け入れることにより、授業料が入り、その大学の留学生数が増加するので歓迎することになります。

よって、最初に述べたように現場の先生がその対応に困っているということになります。
このような、ミスマッチがなぜ生じるかについて想像で書いてみます。

日本の文部省は、海外校との交流に関して予算を付けて奨励しています。
その予算は、消化できないほどの高額な金額なので、ゆるい規則により各大学に対して交換留学を推奨しています。
このような無駄な支出は、結局日本の税金から出ています。
すなわち、日本の国民のお金からです。

ちなみに、8人の交換留学生はいつでもどこでも団体行動を取り、現地の学生との交流はなく、住居も同じ場所という。

学生にとっては、費用が安く、タイの大学に留学したというハク付き、かつ卒業単位も得られるというメリットがあります。

ちなみに、これらに学生は全員試験で名前を書かず、白紙にした、とのこと。

しかし、大学は留学証明書を発行したとのこと。