本に書いていない温泉を紹介しています。
下風呂温泉海峡の湯(青森県)です。
本では下風呂温泉から共同湯の大湯と新湯をご紹介しました。
下風呂温泉は本州最北端に近い鄙びた温泉地です。
以前は共同湯の大湯と新湯があったのですが、建物の老朽化により、2020年12月に海峡の湯を作りました。
向かって右が大湯で、左が新湯です。
一つの施設で大湯にも新湯にも入れるようにして、サウナと食堂と文人たちの展示場をひとまとめにしたという感じです。
大湯が含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、新湯はそこから硫酸塩泉が取れる泉質です。
大湯が白濁で新湯が透明と言われますが、この日はどちらも透明に近かったです。
浸かると、硫黄と酸と熱さが効くなという感じがします。
さすが下風呂温泉の源泉です。
ピリッとします。
少し浸かっただけでぐったりします。
このほか、大湯の熱湯と井上靖ゆかりの湯などもあります。
以前の大湯と新湯が良かったという方もいらっしゃいます。
確かに、風情は昔の方が良かったような気がしますが、ここも泉質は劣っていないと思います。