コロナ禍前に行った、本に書いた温泉をより詳しく紹介しています。
老松温泉老松温泉旅館です。
残念ながら、令和元年12月に廃業したようです。本を出版した頃に廃業していました。
また、本では老松温泉老松温泉旅館と紹介していましたが、喜楽旅館の誤りでした。この場を借りてお詫びいたします。
泉質は弱アルカリ性硫黄泉です。
本では、大丸温泉、北温泉、三斗小屋温泉は挙げましたが、那須温泉からの紹介はありませんでした。那須温泉の雲海閣を挙げる予定だったのですが、ここと被るので雲海閣は挙げませんでした。
ここは那須温泉に近いというか、地図的には那須温泉の中にあります。
廃墟のような佇まいが実に渋い。草むらを通って行きました。建物の中や階段や壁も本物に鄙びていました。壁紙は結構剥がれていました。
泉質は強烈な硫黄臭の割にはマイルドな、いい泉質でした。那須温泉の鹿の湯源泉などよりも刺激の少ない泉質でした。
旅館を営業するには、消防法などさまざまな規制をクリアしないといけないのですが、ご苦労されたのではないかと思います。
一つくらいこんな鄙びの極致のやうな温泉があってもええやんか、といった感じの素晴らしき温泉でした。ありがとうございました。