コロナ禍前に行った、本に書いていない温泉を紹介しています。

新設の5大鄙びた共同浴場に、小安峡温泉元湯共同浴場山神の湯(秋田県)を追加。

このグループでも、小安峡温泉からは旅館多郎兵衛を紹介しました。

この温泉地はとにかく湯量が多い。川沿いの大噴湯では岩から横殴りに高温の源泉が噴き出しています。

この共同湯は道路沿いには一切表示がありません。本物の地元の方専用の共同湯です。

下の左の写真の看板がいいでしょう。近所の3つの家のいずれかの方に200円を払って温泉に入れます。岡山のどこかの温泉地のように特定の方が共同湯を独占しているなんていうことはありません。

鄙びた建物も浴槽も渋い。全国屈指です。温泉成分表など野暮なものは掲示されていませんが、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉だと思います。微妙な硫黄臭と塩味がいい。柔らかく、癒される泉質です。

観光協会に聞くと、新しくてきれいな小安温泉共同浴場を紹介されるのですが、ここは普通の共同浴場。本物は隠れた所にあるといういい例。